【提唱】熊本日日新聞社【特別協力】熊本県、熊本市、環境省九州地方環境事務所、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所 【企画・制作】熊本日日新聞社 業務推進局
くまもとエコモーションキャンペーン くまにちコム facebook ECO動(do!)










 「毎日の生活に車が欠かせない」という人も少なくない熊本。アクセルの踏み方や車間距離など、運転の仕方一つで燃費は大きく改善し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO)の排出量も削減できます。「ハンドルを握ると、つい人格が…」という人もいますが、ほんの少しやさしい運転を心掛けるだけで家計も助かり、環境への貢献になるのが“エコドライブ”。今日から、さっそく実践してみませんか。



▲エコドライブの基本の一つ“ふんわりアクセル”。「ジワ〜」っと
踏み込むのがポイント!


一人一人の取り組みが温暖化防止の第一歩に

始めよう!エコドライブ

 大都市に比べて公共交通機関が不便な熊本では、「どこに行くにも車がないと不便」と言われます。1世帯当たりの自動車保有台数も、全国平均の1,069台に対し、熊本は1,307台(平成26年3月現在、一般財団法人 自動車検査登録情報協会調べ)と高い水準です。
 それは、家庭から排出される二酸化炭素(CO)排出量の内訳にも表れています。下のグラフにもあるように、県内では41%が車からの排出です(全国平均は35%)。熊本でのエコドライブの普及は、CO排出量の削減、ひいては温暖化防止に効果的だということが分かります。

まずは自分の車の燃費を把握してエコ運転開始!

 くまもと温暖化対策センターでは、さまざまな取り組みの一環として、3年前から安全運転エコドライブ推進システム「エコサム」を、希望する企業の社用車などに設置してドライバーのエコ運転度や安全運転度を数値化する無料診断を実施しています。これまでに約150台に設置し、企業のコスト(燃料費)削減や交通事故防止に一定の効果を上げているそうです。


▲エコドライブ推進システム「エコサム」。
プラグをシガーソケットに差し込むだけと、取り付けも簡単

 「急加速や急減速、アイドリング時間など、項目ごとに数値化されるので、『エコドライブしているつもり』の人でも、改善点がはっきり見えます」と同センター理事長の田邉裕正さん。企業だけでなく個人でも診断してくれるので、自分の運転が気になる人は試してみるのもいいかもしれません。
 エコドライブ普及連絡会が推奨する「エコドライブ10のすすめ」(下表参照)を心掛けるだけでも、燃料消費量やCO排出量を減らすことが可能です。また、エコドライブに取り組む前に、自分の車の現在の燃費(走行距離÷給油量)を把握しておくと、どれぐらい燃費が向上したかも一目瞭然!
 ちなみに、“エコドライブ実践法”として、「給油時にガソリンを満タンにしない」(40代・女性)、「渋滞の時間を避け、車で行く用事を一度にまとめる」(50代・女性)など、独自の工夫で取り組んでいる人も少なくありませんでした。
 「エコドライブは、環境や家計にやさしいだけでなく、事故防止につながります。何より運転者も同乗者も快適なドライブを楽しむことができます」(田邉さん)。
 「地球温暖化防止」「燃費向上」など、本来の目的を意識することも大切ですが、まずは「乗っていて周囲も自分も気持ちいい」と思える運転を心掛けることが、自然とエコドライブに結びつくのではないでしょうか。アクセルを踏み込む足にも、エコに取り組む皆さんの肩にも、くれぐれも力の入れ過ぎは禁物です。







次回は10月26日(水)掲載予定
阿蘇の草原に危機が!? 雄大な阿蘇の景観・農畜産業を維持する“草原保全”の取り組みを紹介します。




トップページに戻る




NPO法人 くまもと温暖化対策センター
理事長 田邉裕正さん
県・熊本市とも連携しながら温暖化問題を、より身近に
 くまもと温暖化対策センターは、「地球温暖化防止」をテーマにした事業を展開するとともに、そうした活動に取り組む企業、団体、個人を、行政と一体となって支援することを目的に、2006年11月に創立されたNPO法人です。熊本県と熊本市から、それぞれ「温暖化防止活動推進センター」の指定を受けており、共同で地球温暖化防止活動推進員の研修なども行っています。
 具体的な活動としては、今回紹介したエコドライブ診断のほか、オリジナルのエコノートを使った環境教育や、小水力発電の推進、エコ活動に取り組むとポイントがもらえて協賛店で特典やサービスが受けられる「エコくまポイントカード」の運営などを行っています。
 「温暖化防止」というと、どうしても地球規模の大きな話になってしまい、個人にとっては他人事に思えてしまうものです。当センターの取り組みを通じて、県民の皆さんに、より身近に感じてもらえればと思います。







教えてください!
あなたの周りのエコな人やグループ
採用者には2000円分のQUO(クオ)カードを進呈!
 母は、すり切れたりしたYシャツの襟やそで口をほどき、傷んだ面を内側に折り返して縫い直します。一部がすり切れても、たいてい他の部分はきれいなので、縫い直すと着られるシャツに戻ります。
(熊本市/エコ大好き
 家庭菜園が趣味の父は、米のとぎ汁を庭の野菜にかけています。とぎ汁は栄養たっぷりなので、収穫した野菜も元気いっぱいです!おかげで毎日、新鮮な野菜をモリモリ食べています。
(宇土市/あおぞら)


応募は、「氏名(ペンネーム)、住所、電話番号」を明記の上、はがき・封書、FAX、メールで、熊本日日新聞社業務推進局「くまもとエコ人」係まで。

 ●はがき封書
 〒860‐8506(宛先住所は不要)
 熊本日日新聞社業務推進局
 「くまもとエコ人」係
 ●FAX
 096‐372‐8711
 ●メール
 eco@kumanichi.co.jp


※件名に「くまもとエコ人」とお書きください。
※投稿内容は、当キャンペーンのFacebookでも紹介する場合があります。
※ご応募の際にいただいた個人情報は、投稿内容の確認や取材のための連絡、
採用謝礼の発送のみに使用させていただきます。



トップ特集エコモーションとはバックナンバー環境掲示板お問い合わせ



くまもとエコモーションキャンペーン事務局
熊本市中央区世安町172 熊本日日新聞社業務推進局内
TEL 096(361)3344 FAX 096(372)8711 電子メールeco@kumanichi.co.jp

Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun