「地方創生」の掛け声のもと、全国の市区町村で資源や特性を生かした自律的、持続的な取り組みが行われています。熊本県内でも、各地で若者の雇用創出や定住促進、地域ブランドの構築、商品開発など様々なテーマで、活性化に向けた自主事業や各種の補助事業が行われています。
昨今では「地域活性化」の課題を解決するためには、産学官に加え、地元金融機関（金）と地域の状況を熟知している地元報道機関（言）が連携すること、いわゆる「産学官金言」の枠組みによる取組が有効である、といわれています。
私たち熊日は、地元熊本の“県紙”として地域に根を張り、長きにわたり皆様とともに歩んでまいりました。毎日の取材等を通して地域の現状や課題について、深く理解し、時にはともに「地域の活性化」を考えてまいりました。
また、2015年からは、更に具体的なアクションにつなげていこうと「熊本応援プロジェクト室」を立ち上げ、グループ全体の様々な機能や蓄積されたノウハウ、内外の人脈など有形無形の資産を用いて、地方自治体に皆さんの課題解決のお手伝いをしてまいりました。その領域は、従来の新聞社の枠を超えたものになっています。
2018年3月新たに「地域創成部」を組織しその取り組みをさらに進化させます。地域の皆様とともにさらに多くの課題解決に取り組み、熊本の活性化に寄与していきたいと思います。
朝・夕刊、すぱいすなどの大きなリーチとシェアを持つ媒体群。25の県内外の支局網。地域に根差した130の熊日販売店のデリバリー力、熊日広告社、熊日物流、熊日サービス開発、熊日総合保険等の関連グループの専門性。企業や各種団体とのネットワーク、蓄積されたノウハウと人員体制。そして何よりも大きい県内読者との信頼関係。それが我々の力の源です。
