同教室は、熊本市が市民に呼び掛けている「生ごみ減量1人1日20グラム」の実行例の一つとして、普及促進を目的に開催。同プラザでは年3回程度、開かれています。段ボールコンポストは、段ボール容器内の基材(土壌改良剤のピートモスや、もみ殻くん炭など)に生ごみを混ぜ、微生物の分解作用で堆肥化させるもので、少ない費用で冬場も室内で行えるのが利点です。
この日は「ダンボールによる生ゴミ堆肥化を推進する会」(宇城市)の森川公子会長など3人の講師が指導。市内から訪れた親子連れやシニア世代など幅広い年齢層の人たち20人が、段ボール容器の組み立てや、“微生物の寝床”となる基材作りを体験、日々の運用の仕方や管理法などについて説明を受けました。「入れたごみが毎日分解され、減る様子が分かるとうれしくなりますよ」と森川会長。
容器の完成後、参加者は「何日も家を留守にするときはどうすればいいですか?」「基材はどこで売られていますか?」「虫がわいた場合の対処法は?」などと盛んに質問。「早速きょうから試してみます」と意気込んでいました。
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★段ボールコンポストの主なメリットと波及効果 |
●手軽にでき、費用対効果が高い。
●自宅で使った食材を使うので、
安全・安心な堆肥ができる。
●必要以上に買わない、作らない、
という意識が高まる。
●食材を使い切るエコクッキングを
心掛けるようになる。 |
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