台所からなるべくごみを出さないためには、食材を「食べ尽くすこと」(赤木さん)。どうしても出る野菜のヘタなどはバケツで発酵させて畑の堆肥(たいひ)に。3枚おろしにして残った魚の頭や骨は捨ててしまわず、ざるに乗せて冷蔵庫で4、5日乾燥させ、オーブンであぶれば骨せんべいの出来上がり。おつまみになるほか、小さな子どもも喜んで食べるそうです。 |
カレンダーなどの厚手の紙は、丸くカットしてレンジのシートに。余分な油を吸い取る上、噴きこぼれなどの汚れを防ぎ、掃除も楽です。汚れたシートは捨てずに取り置けば、冬のまきストーブの燃料などに使うことも。「モノは形を二転三転させて使い切る」「動植物由来のごみは自然の循環に返す」という心掛けが大事だといいます。 |
資源ごみに出せる紙は出す、というのは基本ですが、もっと使おうという姿勢も大切です。片面印刷の広告チラシや用済みの書類は、大きさをそろえてリボンでとじればノートになります。赤木さんは、子どもたちが身近なことから環境について考えるきっかけになればとの思いで、子どもたちにこれらのノートをプレゼントしているそうです。 |