株式会社ゆめマート熊本

「熊本」の店として身近な存在へ

─一昨年の3月に社名を「ゆめマート熊本」にされました。変更への思いは。

山野 「ゆめマート」として県内各地に23店舗の食品スーパーを展開し、従業員約1500人の9割近くが地元出身者です。県内の各店舗では地域のお客さまの好みに合う品ぞろえを考え、可能な限り熊本産の商品を扱っています。地元に親しまれるお店として、もっと身近な存在に感じていただきたいとの思いで社名に「熊本」を入れました。

─昨年はコロナ禍に加えて7月の豪雨で人吉店が被災し、ご苦労があったでしょうね。

山野 食品スーパーは住民の方々の生活にとって必要不可欠な「食」を支える存在です。お客さまに安心して買い物していただけるよう最大限のコロナ感染予防に努めてきました。感染拡大当初は未知のことが多く不安も抱えていましたが、従業員から休みたいとの声は出ませんでした。皆が高い意識を持って今も頑張ってくれています。昨年の7月豪雨では、人吉店が床上1㍍20㌢まで浸水し、従業員の多くが被災しました。各店舗から応援を派遣しましたが、仮復旧まで1カ月、完全復旧に2カ月余りを要しました。営業を続けることが地域への貢献につながると考え、今後も地域になくてはならない店として頑張っていきます。

代表取締役社長 山野 正道氏

─今年3月リニューアルオープンする「カリーノ菊陽」に核店舗として出店されます。

山野 当社としては6年ぶりの新規出店となり、社内が活性化しています。3年前から新人の採用を増やして人材育成を進めてきました。安心・安全の衛生管理をベースに、鮮度の高い生鮮食品、品質と味にこだわった値頃感のある商品をそろえる方針です。総菜にも期待してもらいたいと思います。お客さまに毎日買い物に来ていただける、地元に根差したお店にしたいですね。

─今後の展望をお聞かせください。

山野 小売業は人と人のつながりが成長の推進力となります。今後も人を育て基本を徹底し、変化に対応していきます。各店舗の従業員が品ぞろえを提案する店舗主導型のマーケティングなど、新しいことにも挑戦したいですね。「ゆめマート熊本」は誕生してまだ2年もたたない、これからの会社だと思っています。今後は1~2年に1店のペースで新規出店か既存店舗のリニューアルを進め、2030年までに30店舗体制を目指しています。30店の各店長が地域の出身者で占められているような将来になることを望んでいます。

地域の皆さまに愛されるお店を目指す ゆめマート(写真は人吉店)

概要

所在地 〒861-8010 熊本市東区上南部2丁目2-2
【電話】096(349)0111
事業内容 スーパーマーケットの運営
(食料品、衣料品、住居関連品の販売)
設立 平成15年7月
資本金 2億5,700万円
役員 4人
従業員数 1,503人(2020年8月31日現在)
店舗 熊本県内23店舗
(熊本市内13店舗、山鹿地区2店舗、八代地区2店舗、球磨地区2店舗、天草地区2店舗、宇城市1店舗、宇土市1店舗)
ホームページ http://youme-mart.com/

熊本日日新聞社

Copyright(c)2021 Kumamoto Nichinichi Shimbun. All rights reserved.

無断転載は禁じます。
「プレジデント倶楽部2021」に掲載の記事、写真等の著作権は
熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
一部の文字は本来の表記と異なる場合があります。
ブラウザによっては情報の一部が欠如、
あるいは正しく表示されない場合もあります。