ユナイテッドトヨタ熊本株式会社

地域を笑顔に新しい価値を創造

─昨年の自動車市場、グループの業績は。

西 昨年はコロナ禍の影響で市場は大きく変動しました。四半期に分けて振り返ると、まず全国は1―3月期が前年比89%、自粛期の4―6月期は販売減に加え、生産休止も重なり、同69%と大きく落ち込みましたが、7―9月期には同82%まで回復しました。前年の消費増税の駆け込みを考えると市場は底堅く、コロナ禍で「公共交通機関より車が安心」という心理も働いたのだと思います。10―12月期は同114%と前年を上回る見込みで、通期で同88%と予測されます。県内市場も同じ傾向で、前年比88%、販売台数3万8200台の見込みです。当社は昨年5月にグループのネッツ中九州と融合して「ユナイテッドトヨタ熊本(株)」となり、全車種併売や新型車の投入もあり、同91%、同7600台の見込みで、全国平均を若干上回ると思います。

─新会社を設立されてからの事業展開は。

西 コロナ禍で前半は感染予防対策に終始し、7月は県南の豪雨災害からの復旧に尽力しました。後半は「地元を元気に、笑顔を増やす」をテーマに県内4エリアで独自企画を実施。合志市のカントリーパークでのイベントや水上村でのRAV4オーナーさま向け4WDオフロード走行のほか、「GRガレージ」が阿蘇でツーリング会を開催。地元の自治体や商工会などの協力を得て、地域に向き合った体験型イベントを展開しました。車を買ったら終わりではなく、その後の〝コト体験〟を通し、車の楽しさを味わっていただきました。店舗展開ではホームセンター・ニシムタに「オートモール」を出店。気軽に車が見られると評判です。このほか、グループの「UTモビリティサービス」は水俣市と協定を結び、移動をサポートするトヨタのスマホ向けアプリ「マイルート」のサービスを開始。移動手段の検索、予約、決裁がアプリ上でできるほか、地域の観光イベント情報なども発信でき、たくさんの笑顔と町のにぎわい創出に寄与できればと思っています。

代表取締役社長 西 治三朗氏

─今後の展望をお聞かせください。

西 お客さまに安心してご来店いただけるようニューノーマルを「当たり前」化することが大前提です。2023年までの5カ年計画では1年目に「チャレンジ」、2年目に「チャレンジをカタチに」をスローガンに掲げました。3年目の今年は「実践フェーズ」で、エリアを元気にする体験型企画をさらに充実。DX(デジタルトランスフォーメーション)やソフトウェアを活用したサービスも提供し、新しい価値を創造する一年にしたいと思います。

1月竣工予定のカローラ熊本宇土店

概要

所在地 〒860-0823 熊本市中央区世安町183
【電話】096(362)2111
設立 1962年1月(社名変更:2020年5月1日)
事業内容 自動車販売およびメンテナンス
(カローラ熊本、ネッツスクエア、レクサス熊本南、GRガレージ熊本中央、VW熊本中央)
資本金 5,000万円
役員 代表取締役会長/梅﨑輝也
代表取締役社長/西 治三朗
取締役副社長/鳩野明彦
専務取締役/北田壮一
取締役/吉村仁志、梅﨑晃弘、益田耕一、村上伸幸
監査役/廣瀬修治
従業員数 550人(グループ総員650人)
関連会社 UTモビリティ-サービス(株)、(株)ジェームス熊本、UT LIFE(株)、UTホールディングス(株)
ホームページ https://united-toyotakumamoto.jp/
(ユナイテッドトヨタ熊本)
https://ut-ms.com/
(UTモビリティサービス)

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