マルキン食品株式会社

新商品で攻勢、新規通販事業も設立

─コロナ禍で納豆商品の市場が例年より1割ほど増加したそうですね。

吉良 家での食事が増えたことや、納豆は手軽に食べられて栄養価が高く、免疫力を高める効果も期待できるという見方が広まったことが背景にあるようです。納豆を含む商品のアレンジレシピも提案。インスタグラムでも発信しています。

─新商品では、豆腐やところてん、かんてん、納豆などが発売されました。

吉良 「スグ旨食堂とうふステーキやみつきベジソース」は、水切り不要の豆腐をフライパンで焼き、乾燥野菜のうま味が詰まったソースをかけるだけ。簡単便利な商品です。なめらかな絹ごし豆腐をそのまま使えるのが特長。「元気納豆 国産きざみ大根たれ付」は阿蘇産の大根漬けとのコラボ商品で、大根の食感と干し椎茸のうま味が効いた、具入りのたれが付いています。当社は常に品質を重視しながら、伝統食文化の継承と時代に適応した新商品開発の両面に取り組んでいきたいと考えています。

代表取締役社長 吉良 扶佐子氏
※「吉良」の「吉」の「士」は実際は「土」

─昨年11月、通販専門サイトの運営会社「(株)B-GENKI(ビーゲンキ)」を立ち上げました。

吉良 体に良い納豆やこんにゃくなどがベースの、より手軽に「おいしく食べて元気に」なってもらえる商品を提供しようと設立しました。オンラインショップで「こんにゃくぱすた(旨辛アラビアータ/濃厚豆乳クリーム)」「こんにゃくらーめん(香り旨塩/コク旨とんこつ風)」「どらいなっとうピリ辛しょうゆ」「こんにゃくジャーキー旨辛しょうゆ」を販売しています。こんにゃくぱすた、こんにゃくらーめん、どらいなっとうの3種はビーガン対応。「こんにゃくぱすた」はレトルト加工で温めるだけ。どれも罪悪感なくストレスフリーで食べることができます。また、熊本地震の時に必要性を痛感した「常温で長期保存できる」という課題もクリアしており、非常時の際も手軽に食べることができます。

─社会活動も含め、抱負をお聞かせください。

吉良 SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みも積極的に進めます。昨年の納豆鑑評会で特別賞を3つ受賞することができました。そのうち「昆布たれ付」納豆は、サスティナブル大豆を使用した納豆として賞を頂きました。また、プラスチック削減の取り組みが評価され、昨年、令和2年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰で農林水産大臣賞を受賞しました。今後も当社商品で世界を健康で元気にすることを使命に事業に取り組んでいきたいと思います。

商品の一例

概要

所在地 〒860-0823 熊本市中央区世安町380
【電話】096(325)3232(代表)
創業 大正4年3月
事業内容 食品製造および販売
(納豆、豆腐、こんにゃく、ところ天、かんてん、穀粉)
資本金 5,000万円
従業員数 400人(グループ合計)
役員 代表取締役社長/吉良扶佐子
常務取締役/嶋村公明
取締役営業本部長/松川宣弘
取締役生産統括/松永政広
取締役経営企画室長/堀田耕一
執行役員物流部長/四方田涼二
監査役/吉良啓子
営業拠点 熊本、福岡、広島、近畿、南九州他
物流センター 熊本(嘉島)
工場 阿蘇、松橋、宇土
関連会社 九州大豆食品(株)、(株)B-GENKI
ホームページ https://www.marukinfoods.co.jp/

熊本日日新聞社

Copyright(c)2021 Kumamoto Nichinichi Shimbun. All rights reserved.

無断転載は禁じます。
「プレジデント倶楽部2021」に掲載の記事、写真等の著作権は
熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
一部の文字は本来の表記と異なる場合があります。
ブラウザによっては情報の一部が欠如、
あるいは正しく表示されない場合もあります。