ヒノマル株式会社

農業特化の総合力でベストな提案を

─昨年、新会社としてスタートされました。

安武 8月1日に積水ヒノマルからアグリ事業部門が独立し、新生「ヒノマル」として第一歩を踏み出しました。農業に特化した卸売りとして、より迅速かつ効率的にお客さまの要望に応えられる態勢が整いました。当社はもともと肥料販売業から始まりましたので、祖業に戻ったという意識です。それだけに、専門性を生かせる新会社へのお客さまと社員の期待は大きく、しかも社員に若手が多いため、社内は活気に満ちています。農業は九州を支える重要な産業です。当社は肥料、農薬の卸売りから、園芸資材の仕入れ・販売、施設工事の請負・施工までワンストップで提供できる総合力の強みを生かし、お客さまへのベストな提案、提供を目指します。

─どのような事業展開を計画されていますか。

安武 専門性を生かすということでは、アグリサポートセンターがあります。田畑から採取した土壌を分析し、そのデータを基に肥料や農薬の提案をしています。土壌分析による的確なアドバイスと、お客さまが必要なものを提供していくという社員の熱意と地道な活動が受け入れられ、取引先の拡大につながっています。それとスマート農業への展開です。具体的には複合環境制御システムやドローン(小型無人機)など、最先端テクノロジー導入を提案しています。八代や玉名の大型ハウスには既に複合環境制御システムが導入され、データを基に換気や給水、炭酸ガス濃度などを自動的にコントロールし、農業経営の効率化、省力化が進んでいます。今後はセンシングしたデータを活用し、作物の生育状況や収穫量予測など、より細かい情報を提供していく計画です。ドローンは販売したら終わりではありません。アグリサポートセンターでは操縦の講習からメンテナンス、修理まで一貫したサービス態勢を整えています。

代表取締役社長 安武 広信氏

─今年の抱負をお願いします。

安武 まず社員にとって働きがいがあり、誇りを持てる会社にしたいですね。各部門のスペシャリスト育成にも力を入れていきます。また迅速、効率的な物流・運送の拠点整備への積極的な投資も考えています。あくまで活動の中心は九州ですが、大阪出張所を設け、和歌山、滋賀、兵庫などで取引先が拡大していることもあり、九州外への展開もさらに進めたいですね。九州各地の営業所、加えて関係会社5社と一致結束して「日本の農業と食を守る」という責任感と気概を持ち、「百年企業」に向けて、地道に一歩一歩進んでいきたいと思っています。

土壌分析の様子

概要

所在地 〒862-0976 熊本市中央区九品寺5丁目7-29
【電話】096(372)5151
創立 令和2年8月
事業内容 肥料、農薬、園芸資材、産業資材の仕入れ・販売、
園芸施設工事の請負・施工
資本金 4,000万円
役員 代表取締役社長/安武広信
取締役(非常勤)/金田欧奈、塚本 亘
監査役(非常勤)/檀野英次
執行役員/竹中 誠、田上智範、澤田幸市
従業員数 103人
事業所 営業所/熊本、八代、福岡、筑後、長崎、鹿児島、宮崎、大分
出張所/大阪
関連会社 三建産業(株)、タイハク(株)、(株)九州農材、(有)ユーアイ、九州農材(株)

熊本日日新聞社

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