ネッツトヨタ熊本株式会社

「クルマ×文化」、SNSで魅力発信

─昨年はどんな一年でしたか。

井上 コロナ禍で4、5月の業績は落ち込みました。しかし、自粛生活を余儀なくされる中で、「感染リスクを抑えて家族で安全に移動するには車が良い」との思いを強くされたのか、6月以降、市場が回復していきました。各店舗では「3密」回避のため、お客さまを時間帯ごとの完全予約制で分散。先進安全装備を搭載した新型「ヤリス」や、居住性が高い「アルファード」「ヴォクシー」が好評でした。5月からはトヨタディーラー全店で全車種取り扱いが始まり、当社では「ハリアー」など新規取り扱い車種が売り上げに貢献しました。販売する商品が同じになり、お客さまに選んでいただくために、ディーラーの個性が重要になってくるでしょう。

─他社との差別化が必要になりますね。

井上 当社では、クルマと文化の融合「Car×Culture(カーバイカルチャー)」を理念に、クルマを通じてさまざまなカルチャーを楽しむコンテンツをSNSで配信しています。お笑い芸人ヒロシさんとのコラボ企画「ヒロシキャンプ×KUMAMOTO2020」をはじめ、熊本ドライブラブコメ漫画「私の魅力がわからんと!?」、人気ユーチューバーが県内をトヨタ車で巡る旅企画などを独自に制作。熊本の魅力を発信して地域に貢献しながら、新たな車ファンの獲得につながればと思います。今後は、電動車からの給電方法といった車両設備の説明なども動画にし、納車までの期間にご覧いただけるコンテンツも用意しようと考えています。

代表取締役社長 井上 雄一朗氏

─今後の展望や抱負をお聞かせください。

井上 高齢運転者への対策も重要になっていくでしょう。セーフティー・サポートカーはもちろん、後付けの安全装置などの提案も行っていきます。運転免許を返納された方には、新たに立ち乗り、座り乗り、車椅子連結などで移動をサポートする「歩行領域EV」をご提案できる予定です。また、U-Car(中古車)のラインアップと在庫数を充実させるため、甲佐町に中古車専門の商品化センターを開設、年央には健軍桜木店がリニューアルオープンする予定で、自治体と協力しながら、車を使った地域貢献を行っていきたいと考えています。当社の今年の経営指針は「未来に向けて地域と共に発展し、未来につないでいく」。その実現のために、シェアと収益とお客さま満足度を高めていき、事業に大きな投資をし、利益を社会に還元していくことで従業員の雇用を守る。そんな一年にしたいですね。

健軍桜木店パース

概要

所在地 (本社)〒861-8028 熊本市東区新南部6丁目3-125
【電話】096(382)1234
事業内容 自動車販売・修理、中古車の販売・買取、自動車保険、携帯電話、JAF
設立 昭和43年4月1日
資本金 5,000万円
役員 代表取締役社長/井上雄一朗
取締役副社長/上田伸一
専務取締役/澤村 智
取締役/工藤浩則
従業員数 319人(2020年12月現在)
ホームページ https://www.netz-k.com/

熊本日日新聞社

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