西日本電信電話株式会社熊本支店

ソーシャルICTパイオニア目指す

─昨年を振り返っていかがでしたか。

朝倉 昨年は着任早々、7月豪雨災害が発生し、NTTグループ一丸となり、復旧活動に取り組みました。新たにドローンを活用した河川横断のケーブル通線作業やGIS(地理情報システム)やICT(情報通信技術)技術を駆使した復旧対策など、災害復旧力の強化にも努めてきました。コロナ禍においてはテレワーク・オンライン授業に関する相談窓口開設や働き方改革につながるさまざまな支援を行いました。また、11月に熊本市中央区九品寺へ支店機能を移転。旧支店(同桜町)跡地については桜町・花畑地区の再開発などを考慮し、ハイグレードホテルや商業施設の複合ビルを建設する予定です。

─ソーシャルICTパイオニアについてお聞かせください。

朝倉 社会を取り巻く環境変化がもたらすさまざまな課題に対してICTを活用し、地域の持続的成長に寄与する取り組みを行っています。自治体からの災害情報を住民のスマホやタブレットなどの各種受信端末へ迅速かつ的確に伝達する、防災行政情報配信システムの整備を八代市で行っています。また、サイバー攻撃の脅威にさらされることも多い中小企業へのセキュリティー対策を支援する「サイバーセキュリティお助け隊事業」を地域のパートナーと連携して運営しています。さらに全国初の工業用水道のコンセッション事業として「熊本県有明・八代工業用水道運営事業」を4月から開始予定で、IoT(モノのインターネット)などの最新技術を活用して効率的な事業運営を目指しています。ポスト・コロナの状況では産業構造はかなり変化します。これを機に地域の魅力や価値をさらに高め、経済発展と社会的課題の解決を両立すべく、社会イノベーション創出に果敢にチャレンジしていきます。

熊本支店長 朝倉 順治氏

─今年の抱負をお聞かせください。

朝倉 熊本地震や豪雨災害、ウイルス感染拡大という3つの困難を乗り越え、「わくわくする未来都市くまもと」を実現するお手伝いができればと思います。地域経済の活性化として行政や産業界が連携し、お互いが有する貴重な情報を集積、分析することで消費行動を喚起する取り組みができると考えています。リモート社会で広がるサイバー空間と中心市街地などリアルな空間がシームレスにつながる、共存できる世界をつくることによって「ヒト・モノ・カネ・情報」が循環し、さまざまなコミュニティーとの関係性が高まることでより心が豊かになる地域社会のスマート化に着手したいと考えています。

令和2年10月に完成した新社屋

概要

所在地 〒862-0976 熊本市中央区九品寺1丁目2-11
【電話】096(272)9030
事業内容 県内通信に係る電話、専用、総合デジタル通信などの電気通信サービス
設立 1999年7月
資本金 3,120億円(西日本電信電話株式会社)
ホームページ https://www.ntt-west.co.jp/kumamoto/

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