TAKASUGI株式会社

未来描く成長戦略プロジェクト始動

─昨年はどのような年でしたか。

平島 年初に消費税増税の影響を感じていたところ、2月から新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、いかに対応すべきかを考えました。万全の対策を講じながらもここは攻めていこうと決意。Webを最大限に活用してコミュニケーションを図り、最後は対面で成約という新しい形の営業活動で成果を上げることができました。前年度からデジタル化に力を入れていたため、割とスムーズに対応できたと感じます。5月の決算では当初の目標には届かなかったものの増収。今後の展開も見えてきました。

─それが新たな中期経営計画でしょうか。

平島 3年後の売上高100億円達成を目指し、「未来を描く成長戦略プロジェクト」を立ち上げました。今後人口が減少していく社会では、どうしても着工件数が減っていくため、シェアの奪い合いとなります。そこで、多様な顧客層に魅力を感じてもらえる商品開発に着手しました。第一弾が「T-BOX」。真四角の木造2階建て住宅です。本体価格は980万円からとリーズナブルですが、耐震等級3と最高ランクの耐震性を実現しました。見た目のスタイリッシュさと高性能が両立し、大変好評です。11月末には太陽光パネルを設置した平屋スタイルの「T-ROOF」のモデル住宅が新たに完成。さらに今後、IoT(モノのインターネット)による防災対応機能や健康サポート機能を備えた「T-スマート」、あらゆる面でこだわりを追求した高性能住宅「T-極」をラインアップに加え、幅広いニーズに対応していく計画です。

代表取締役 平島 孝典氏

─生産性向上や組織強化に向けての取り組みは。

平島 工法の研究や工期短縮によるコストダウンに取り組み、人材面では専門の勉強をした高校生や外国人労働者の採用、社員大工の増員を図ります。このような体制整備は継続して行うことが大事。また、会社全体の業務効率化を図るシステムの構築にも取り掛かっています。これは働き方改革を促し、社員の士気向上に通じるシステムでもあり、社員の満足は顧客の満足にもつながると考えています。

─今年の抱負をお聞かせください。

平島 昨年、100億円企業に向けて歩みを始めましたが、今年はそれを軌道に乗せます。障壁はあるでしょうが、乗り越えていくのが経営者の仕事。社員と一緒に夢を描き、実現していきたいですね。そのためのDX(デジタルトランスフォーメーション)化は必須ですが、積み上げてきた良きアナログ手法も織り交ぜ、攻めの戦略を進めていきます。

「T-ROOF」(外観)

概要

所在地 〒862-0967 熊本市南区流通団地1丁目42-1
【電話】096(214)3771
事業内容 住宅の受注および販売、一級建築士事務所、リフォーム事業、損害保険代理店業
設立 平成10年12月14日
資本金 3,000万円
役員 代表取締役/平島孝典
取締役副社長/畑﨑安成
常務取締役/松岡義彦、山崎達也
取締役/津留﨑紀幸、眞﨑智裕
執行役員/野村佳史
従業員数 180人
事業所 久留米支店、福岡店
ホームページ https://www.takasugi.co.jp/

熊本日日新聞社

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