株式会社大福物流

福岡にも物流の拠点稼働を計画

─新型コロナウイルス感染拡大の影響はありましたか。

木村 昨年はコロナの影響を受け、コンビニチェーンや飲食店への配送は減少しました。一方で、巣ごもり需要によりスーパーやドラッグストアで販売される食品、日用品、雑貨などの配送が増えた分、そちらでカバーできたといった状況です。当社は食品など生活必需品を多く扱う物流を生業としていますので、コロナ禍にあっても決して止めてはならないという使命感を持って業務に当たっています。

─福岡に物流センターを建設されるそうですね。

木村 近年は同業他社との業務提携やM&A(合併・買収)を積極的に推進しながら業容を拡大しています。また、営業エリアの拡大を見据え、北部九州の強化策として福岡県の粕屋郡に約13万平方㍍の土地を取得し、大型物流センターの建設を進めています。九州管内物流の拠点として機能させたいと考えており、来年秋の稼働を目指して準備を進めているところです。

代表取締役社長 木村 嘉宏氏

─昨年は硬式野球部が発足しました。

木村 創立30周年にあたる昨年春に入社した22人の選手で構成する社会人野球チーム「大福ロジスティクス」が誕生しました。高校野球経験者に競技を続ける機会を提供し、若い人材を確保して会社を活性化させるのが狙いです。社員寮を整備し、昨年末には寮の隣接地に室内練習場を完成させました。物流の仕事と野球への挑戦を両立できる環境を作れば、社員の士気向上や定着率のアップにつながると思います。野球をきっかけに入社した社員が、将来的にはグループ企業を支える幹部候補生になることを期待しています。部としては、都市対抗野球の全国大会出場の切符を取ることが今の目標。プロ指名されるような選手が育つとうれしいですね。また当社は地域貢献の一環として、女子サッカーチーム「熊本ルネサンスFC」のオフィシャルスポンサー契約もしており、会社を挙げて応援しています。

─今後の目標をお聞かせください。

木村 当社は社是に「愛」を掲げており、社員を褒めるときも、叱るときも「愛」を持って接するように心掛けています。新人の〝お世話係〟として先輩が付く「指導員制度」を導入し、個々の成長を応援しています。人が定着すれば、その部署や営業所の成績アップにつながるものです。共に学び、共に栄え、共に成長する「人創り」企業を目指します。また事業では、福岡の新物流センター稼働をバネに、広島以北のエリア拡大を目指していく計画です。

2020年4月発足の大福ロジスティクスのメンバーと物流業のハンドルをイメージしたロゴマーク

概要

所在地 〒861-3243 上益城郡甲佐町白旗1900-1
【電話】096(234)5211
事業内容 一般貨物自動車運送事業、倉庫業
設立 1990年8月8日
資本金 8,000万円
役員 代表取締役会長/藤田 章
代表取締役社長/木村嘉宏
代表取締役副社長/土持公太郎
常務取締役/一柳修一
取締役/富田謙一、犬童和寛、榎本正孝、宮本勝利、江富 聡、木村寿孝
監査役/長谷川将嗣
従業員数 633人
車両台数 233台
事業拠点 熊本5、福岡6、長崎、大分、宮崎、鹿児島
ホームページ http://www.pd-daifuku.co.jp/company
(2020年10月現在)

熊本日日新聞社

Copyright(c)2021 Kumamoto Nichinichi Shimbun. All rights reserved.

無断転載は禁じます。
「プレジデント倶楽部2021」に掲載の記事、写真等の著作権は
熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
一部の文字は本来の表記と異なる場合があります。
ブラウザによっては情報の一部が欠如、
あるいは正しく表示されない場合もあります。