積水ヒノマル株式会社

より高い専門性発揮へ再スタート

─昨年、新体制になったそうですね。

西村 当社は積水化学グループ内の事業連結を強化するということで、5年前に環境・ライフラインカンパニー、いわゆる社会インフラ向けの管工機材や建材を提供する部門の直轄となりました。さらに経営資源の選択と集中を図り、付加価値を高めようと、昨年8月、従来の「社会インフラ事業部」「アグリ事業部」「成型品事業部」の3事業部のうち、アグリ事業部は新設会社のヒノマル株式会社に移管し、成型品事業部をプラスチック製食品容器の製造販売を行う株式会社エフピコに譲渡しました。これにより、管工機材・建材や道路資材、建設資材の専門商社として再スタートを切りました。

─現状はどのようになっていますか。

西村 会社が進むべき方向性がシンプルになりました。社内の連携も強まり、情報が密になったことで、新しいアイデアや仕事が生まれています。専門総合商社として独自に展開できるようになり、より迅速に営業活動や顧客対応ができるようになりました。これまで以上に高い専門性が求められていますので、管工機材や建材などを提供する「ライフライングループ」と、土木建設資材や道路工事資材、法面工事資材などの取り扱い・施工の「インフラ・エンジグループ」の2グループに分けました。熊本本社、福岡本社、九州各県の支店、営業所、出張所などの所在地やサービス内容については、これまでと変更はありません。

代表取締役社長 西村 雅文氏

─新しい取り組みなどについてはどうですか。

西村 新型コロナの影響でテレビ会議が定着しましたが、これを社内の効率化だけにとどめず、お客さまへの情報提供にも活用しようと、新製品紹介や取り扱い説明のウェブセミナーを始めました。好評ですので、内容を充実させ、続けていきたいですね。また福岡で天神地区のビル高層化プロジェクト・天神ビックバンが始まり、さらに熊本駅開発などもあり、特に建築関係は堅調に推移しています。

─今年の抱負をお聞かせください。

西村 積水化学グループのオンリーワン製品、課題解決型新製品を提案していくことで、お客さまの深掘り、さらには新規顧客や大手ユーザーの開拓へとつなげていくつもりです。社内的には、創業73年の伝統の精神は忘れず、若手社員から新しいビジネスのアイデアが、どんどん出てくる自由闊達で活気のある会社にしたいですね。そして熊本の会社として地域に貢献していきたいと思っています。

熊本本社・支店社屋の外観

概要

所在地 〒862-8660 熊本市中央区九品寺5丁目7-29
【電話】096(372)4747
創立 昭和22年2月
事業内容 管工機材・建材の販売、土木資材・交通安全施設、法面保護・景観施設の資材販売および工事
資本金 6億7,250万円
役員 代表取締役社長/西村雅文
取締役/藤原修児、渡邊 照、前田勝祐
非常勤取締役/西村 章
従業員数 112人(2020年10月1日現在)
事業所 本社/熊本、福岡
支店・営業所/福岡支店ほか7カ所
グループ 積水化学グループ

熊本日日新聞社

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