西部電気工業株式会社

ICT駆使し新事業に果敢に挑戦

─昨年はどのような年でしたか。

植田 熊本に着任した早々、熊本豪雨が発生し、人吉・球磨のお客さまの復旧支援に取り組み、多少はお役に立てたと思っています。社会インフラの構築・整備に携わる企業として、改めて熊本の防災に貢献したいという思いを強くしました。一方、新型コロナの影響は比較的少なかった方だと思いますが、設備工事の先延ばしなどもあり、これから影響が懸念されます。生活様式や働き方の変化に伴うリモートワークやWEB会議の推進は、回線以外にも端末の整備やネットワーク構築など、当社の技術力が大いに発揮できるとプラスに捉えています。

─新社屋が完成しました。

植田 昨年9月に熊本市北区徳王に「熊本徳王ビル」が完成したことで、熊本地震以降、熊本市内の3カ所に分散していた当社グループの集約が実現しました。仕事の効率化はもちろん、社員の一体感がより高まったように感じます。

熊本支社長 植田 改造氏

─社会貢献にも熱心ですね。

植田 CSR(企業の社会的責任)の一環として、2010年度から菊池市旭志の「西部の森きくち」で植樹を行っています。昨年は、恒例の春の植樹、秋の下草刈りなどの活動ができませんでしたが、10月に県庁で「熊本県森林吸収量認証書」を頂きました。一昨年8月には熊本市中央区坪井の旧熊本本社用地に「SDK熊本ビル」が完成し、雇用創出や地域のにぎわいづくりに一役買っています。一階の広場「並木坂SDKスクエア」はイベントスペースとして開放していますが、昨年は新型コロナの影響で十分に活用できませんでした。今年は皆さんに利用していただき、地域のにぎわいづくりに貢献していきたいですね。

─今年の抱負をお聞かせください。

植田 既存事業の拡大とともに、新たな領域にも果敢にチャレンジしていきます。AI(人工知能)やドローンを活用したソリューション、文部科学省が推進しているGIGAスクール(1人1台端末)構想、本格化する5G(第5世代移動通信システム)への対応などICT(情報通信技術)を駆使し、新しい価値を創造していきます。また当社は「健康経営優良法人2020」認定、女性活躍法に基づく優良企業「えるぼし」最高位認定、子育てサポート企業「くるみん」認定を受けています。引き続き、ワークライフバランスや在宅勤務制度を推進し、全社員が健康で最大限に能力を発揮できるよう、働きやすい環境づくりに力を入れていきます。

街並み、景観を意識したデザインの「SDK熊本ビル」

概要

所在地 (本  社)〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3丁目7-1
【電話】092(418)3111(代表)
(熊本支社)〒861-5525 熊本市北区徳王1丁目6-8
【電話】096(245)6601
設立 1947年(昭和22年)7月
資本金 16億円
事業内容 ICTソリューション事業
ソフトウェア開発事業 土木・情報インフラ事業 建築設備事業 環境プラント事業 太陽光発電事業 情報通信エンジニアリング事業
従業員数 1,250人(連結:2020年3月現在)
代表取締役社長 熊本敏彦
支社 福岡・長崎・熊本・鹿児島
支店 北九州・佐賀・長崎・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
事業所 東京・大阪
ホームページ https://www.seibu-denki.co.jp/

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