株式会社スズキ自販熊本

これからも熊本を応援 共に発展へ

─新型コロナウイルス感染拡大の影響は。

中江 昨年3月にインドやフィリピンが都市封鎖をしたため、そこで造っていた自動車部品が入ってこなくなり、一時製造ができなくなりました。しかし他国のサプライヤーで増産をかけたことで、6月には通常生産態勢に戻すことができました。コロナの影響で減っていた来店客もこの頃には回復しつつありました。そんな折、熊本豪雨が発生し、被災した人吉エリアの販売店は泥水に浸かり、使える営業車すらないという状況でした。そこで、営業車やお客さまの代車として、車両保険を付けた車を無償で200台提供し、被災された販売店さまにも大変喜んでいただけました。

─昨年は社員に向けてスローガンを打ち出したそうですね。

中江 「幹部と所長・店長は、仕事をより『シンプル』にするための『システム化』を図る」「『ムリ』『ムダ』『ムラ』の完全排除。『スピードアップ』と『効率アップ』」「営業担当者は『売り込み』に、サービスは『整備』に、〝専念〟できる環境づくりに拠点全員で取り組む」など、いくつかの行動目標を掲げました。洗車や受付、配送といった付随業務を請け負う派遣スタッフを導入し、営業や整備の担当者は本来の仕事で稼いでもらう。そうした環境づくりに力を入れています。

代表取締役社長 中江 直紀氏

─毎月、「改善会議」を開いているそうですね。

中江 スローガンには「新しい発想で物事に挑戦し、『自分自身で考えて』、〝積極的〟に行動する」という文言も加えています。その一環として月1回、業販・直販の係長以上で活躍が目覚ましいメンバーを集め意見を聞く「改善会議」を行っています。テーマは問わず、提案は絶対に否定せず、良い提案なら即採用します。社員の間でも「社長は必ず聞いてくれるから、ダメ元で提案してみよう」と、社内活性化の良い流れができ始めているようです。

─今後の展望をお聞かせください。

中江 私が代表になって約1年半で、社内に新しい風を吹き込んだという自負がありますが、今つくった風土を継続し、さらに会社を成長させることが大切です。そのために、本部長の下に次の世代の社員を付けて育てているところです。また採用面でも、新しいことに挑戦したい人を歓迎しています。私は関西や信州、静岡などで勤務してきましたが、熊本が大好きになりました。スズキ自販熊本は、これからも熊本を応援し、共に発展していきたいと考え、実行してまいります。

スズキ自販熊本 各部門のスタッフ

概要

所在地 〒860-0826 熊本市南区平田1丁目1-6
【電話】096(355)2311
創業 昭和33年1月
事業内容 スズキ製品、軽自動車、小型車、福祉車両の販売、リース、整備、部品・用品の販売、損害保険代理店業
資本金 9,000万円
役員 代表取締役社長/中江直紀
従業員数 313人
売上高 205億円
営業拠点 県内18カ所
関連会社 スズキ(株)
ホームページ https://www.suzuki.co.jp/dealer/sj-kumamoto/

熊本日日新聞社

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