新産住拓株式会社

堅実経営で100年企業目指す

─新型コロナウイルス感染症拡大の影響についてお伺いします。

小山 お客さまへの接し方や仕事の進め方、会議のあり方など、さまざまなことを考えるきっかけができました。住宅展示場への来場数は大幅に減りましたが、オンライン見学会やインスタライブなど新たな集客チャンネルを始動させ、営業面では徐々に回復・安定していきました。昨年7月期は増益に、今年7月期の売り上げも前年比微増の見込みです。当社では3年前にWEB課を設立し業務のICT(情報通信技術)化を推進してきました。そのおかげで、リモート会議や在宅ワークなどへの切り替えもスムーズにいったと感じています。

─働きやすい環境づくりに注力されていますね。

小山 会社の存在意義、自らの仕事の意義などを考える機会にしてもらおうと、昨年11月に行った56周年創業記念行事では、創業理念をひもとき、各世代の代表がスピーチを行いました。また当社では社員に共通の書籍を配布し、熟読後に部門ごとのミーティングを設けるなど全社員のベクトルを合わせる取り組みを推進しています。社員の成長の幅をより広げるために「ストレッチシート」を導入し、組織や個人で設定した目標と実績との差を確認する個人面談も毎月行っています。福利厚生面では、土日祝日に社内託児を実施しており、コロナで学校が長期休校した期間には平日を含め対応しました。昨年からは男性社員が育児参加するための有給消化を推奨しており、4人が取得しています。

代表取締役社長 小山 英文氏

─SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みも積極的ですね。

小山 特に次世代につなぐ住まいへの取り組みとしてZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及に注力し、昨年度のZEH率は70%を達成。経済産業省の委託機関が登録する「ZEHビルダー/プランナー」の中で最高レベルの5つ星ZEHビルダーに3年連続で認定されています。住宅の建築から廃棄までの一生涯に排出するCO2をゼロ以下にするLCCM住宅の推進にも力を入れています。昨年は34棟を施工、今年は15棟以上の施工に取り組む計画です。

─今後の目標をお聞かせください。

小山 昨年、北区武蔵ヶ丘にアフターサービスのさらなる充実のために「住まいと暮らしの相談窓口」をオープン。入居から20~30年先もお客さまに満足いただき必要とされる企業であるために、今後も堅実・確実な経営を続け100年企業を目指します。

2020年度グッドデザイン賞受賞
インスタグラムでも住まいづくりの情報発信中

概要

所在地 〒861-4101 熊本市南区近見8丁目9-85
【電話】096(356)1500
事業内容 注文住宅、クリニック建築、事業所建築、商業施設建築、リフォーム、リノベーション、不動産仲介
創業 昭和39年11月
資本金 1億7,600万円
展示場 熊日RKK住宅展、TKU八代住宅展示場、KAB総合住宅展示場住まいるパークゆめタウンはません、KKT合志総合住宅展示場
ホームページ https://www.shinsan.com/

熊本日日新聞社

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