株式会社松栄パナホーム熊本

健康に暮らせる安心感を住宅に

─コロナ禍の住宅事業の状況はいかがですか。

木村 4月の緊急事態宣言の後、需要がかなり落ち込みました。ただ今はもっと深刻な打撃を受けている業界もあるので、私たちはまだ恵まれているのかもしれないと考えるようにしています。従来から住宅には「暮らしやすさ」が求められてきましたが、2016年に熊本地震を経験してからはそれに加え、大地震にも倒壊しない「構造的な強さ」が求められるようになりました。さらに今回の新型コロナウイルス感染拡大によって、住宅に「健康に暮らせる安心感」も必要になったのではないでしょうか。パナソニックホームズでは全館オール空調システム「エアロハス」や、空気中に漂う微細なホコリや花粉だけでなく、PM2・5の10分の1以下のサイズのウイルスも捕集し減少させる「HEPA(ヘパ)フィルター」の機能によって、家の中の空気をきれいにする換気システムを用意しております。そうした点も紹介していきたいですね。

─グループ企業の介護事業の方はいかがですか。

木村 介護事業はグループ会社の「九州松栄産業」が、熊本市中央区に「水前寺しょうぶ苑」と「黒髪しょうぶ苑」、東区に「江津しょうぶ苑」の3カ所を運営しています。感染が拡大していた時期は、ご家族などと入所者が窓越しに電話を使って面会していただく「窓越し面会」の対応を行っていました。県外のご家族にはビデオ会議システムを使った面会を実施し、県のリスクレベルが下がってからは、県内の方には面会時間や回数の制限などの条件付きで、広いフロア内での透明のパーテーション越しの面会に切り替えました。

取締役会長 木村 秀雄氏

─グループの今後の事業展開についてお聞かせください。

木村 鉄骨住宅を扱う当社のほか、住宅事業ではグループ会社の松栄住宅で新たな木造住宅を扱うことにし、春先には、八代市の「TKU住宅展示場」に出展を予定しております。介護事業部では、江津しょうぶ苑内に主に従業員の児童を預かる企業内保育園と、発熱があるなど体調が不安な児童を預かる病児保育園の開設を計画しております。行政の認可を得て、今春のオープンを目指しているところです。その他、熊本市中央区水前寺3丁目の自社所有地にサービス付き高齢者向け住宅(1人部屋44室、2人部屋5室)を設け、今年10月オープンを予定しています。今年も住宅建設と介護事業に力を入れ、企業としての足腰をより強くしていきたいと思っています。

パナソニックホームズのレジリエンス住宅

概要

所在地 〒862-0962 熊本市南区田迎1丁目7-14
【電話】096(379)4020
設立 昭和60年5月
事業内容 「パナソニックホームズ」の新築事業・リフォーム事業・不動産事業・高耐震木造事業
従業員数 83人
役員 取締役会長/木村秀雄
代表取締役社長/木村洋志
常務取締役/田中義定
取締役/尾下浩寿、野田賢誠、堀 直規
資本金 3,000万円
住宅展示場 熊日RKK・住まいランドTKU・KKT荒尾
グループ企業 パナソニックホームズ(株)、松栄住宅(株)(パナソニックテクノストラクチャー)、(有)九州松栄産業(高齢者介護福祉施設)江津しょうぶ苑・黒髪しょうぶ苑・水前寺しょうぶ苑、(株)松栄興産

熊本日日新聞社

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