学校法人銀杏学園 熊本保健科学大学

次代を担う医療人育成への体制強化

─昨年、学校内に新しいレストランがオープンしました。

竹屋 旧アリーナを改造した新しいレストランが昨年8月末に完成し、9月28日にオープニングセレモニーを行いました。2階建てのスペースに647席を用意しており、大きさは以前のレストランの1・5倍。中央が吹き抜けで、窓から光が降り注ぐ明るい空間となっています。新レストランの愛称は学生や教職員から公募し、多数の応募の中から、ギリシャ語で「仁愛」という意味の「ピリア」に決定。本学の四綱領「知識」「技術」「思慮」「仁愛」にちなんだ命名となりました。なお、旧レストランは改修して、今年2月には図書スペースと学習空間として利用できる「ラーニングコモンズ」、プレゼンテーションの手法やパソコンの活用法などを学べる「アカデミックスキルラボ」を開設する予定です。

─コロナ禍で、学外で実習を行うことが難しい状況になったようですね。

竹屋 非常事態宣言下では、医療機関での学外実習や学内実習を十分に実施できませんでした。そこで本学は独自に「新型コロナウイルスPCR検査体制」を構築し、実習に参加予定の学生から了承を得た上でPCR検査を実施しました。これにより、各施設から安心して学生を受け入れていただけるようになり、学内の授業や実習も円滑に進められるようになりました。学生たちは医療人として健康管理に気を使わなければならないことや、自分が感染源になれば迷惑が掛かるといったことなど、さまざまな学びを得ているようです。検査は教職員、学生のほぼ全員が受けており、今後も定期的に実施します。

学 長 竹屋 元裕氏

─昨年の前期の授業では、遠隔授業を主体とした講義を実施しておられますね。

竹屋 本学は遠隔授業を受けるための環境整備費として、学部学生全員に3万円の補助金を出しました。また、後期の講義から「クラウド型教育支援システム」を導入しています。これにより、音声付きの講義資料など大容量データの資料をアップロードできるようになったため、学生たちがオンラインで学ぶ環境がさらに充実しました。学内のWi-Fi環境の整備も進めており、新レストランの「ピリア」にもWi-Fi設備を設置する予定です。

─今後の展望をお聞かせください。

竹屋 九州におけるトップレベルの保健医療系大学として、〝ウィズコロナ〟に対応しながら、さらに充実した教育を実践し、「良き医療人」の育成に教職員一丸となってまい進します。

新レストラン内装

概要

所在地 〒861-5598 熊本市北区和泉町325
【電話】096(275)2111
設立 平成15年
 熊本保健科学大学開学
 (保健科学部/衛生技術学科、看護学科)
平成19年
 リハビリテーション学科理学療法学専攻、
 作業療法学専攻(現:生活機能療法学専攻)新設
 助産別科新設
平成21年
 大学院(修士課程)新設、認定看護師教育課程新設
平成23年
 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻新設
令和2年
 特定行為研修課程新設
研究科・学部・学科など ○保健科学研究科保健科学専攻(修士課程)
○保健科学部/医学検査学科、看護学科、リハビリテーション学科(理学療法学専攻・生活機能療法学専攻・言語聴覚学専攻)
○助産別科(1年課程)
○キャリア教育研修センター(1年課程)
・認定看護師教育課程脳卒中看護分野(特定行為を含む)
・特定行為研修課程
ホームページ https://www.kumamoto-hsu.ac.jp/

熊本日日新聞社

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