熊本第一信用金庫

地域社会が元気になるお手伝いを

─新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている事業者の支援にいち早く取り組まれました。

豊住 最も打撃を受けたのは小規模事業者の皆さんです。2月以降、資金繰りの支援に努めました。5月には対策支援説明会を複数回行い、国、自治体の各種補助金や新型コロナの対応資金について説明しました。事業継続を支援し地域社会の回復を図りたいとの思いから、私自身もお取引先企業を訪問し、お客さまの声を直接聞く機会を多く持ちました。

─企業活動自体も大変だったのでは。

豊住 これまで“フェース・トゥ・フェース”の営業を大切にしてきましたので、お客さまとどう接していくかは大きな課題です。特に新規開拓をどうするかは、業界全体で考えていくべきことだと思っています。また毎年4月と10月に、本店のホールに全役職員を集めた勉強会を開催してきましたが、昨年は10月の1回だけとなりました。ソーシャルディスタンスを保つため、ホテルの広い会場を借りて行いました。仮決算の状況などを説明し、全体の課題の共有、理解を図っています。

代表理事理事長 豊住 賢一氏

─副業人材マッチング事業やクラウドファンディング事業にも携わられていますね。

豊住 副業マッチングサイトを運営する東京の企業との共同プロジェクトに参加しています。これは、都市部の大企業で働きながら副業を探す人材と、人材不足に悩む地域の中小企業を結び付けるもので、自社だけでは解決できない課題に、その分野の専門的な人から助言を得ることができます。こうした仕組みを紹介し、活用を促そうと考えています。クラウドファンディング事業では、「さしより応援プロジェクト」を通して新型コロナの影響を受けた熊本の飲食店を支援する取り組みを行いました。

─本業を通じての地域貢献が続きますね。

豊住 預金総額に応じた金額を熊本城災害復旧の支援金として寄付する「熊本城復興支援定期預金 天守閣」は第3弾の取り扱い中ですが、昨年末に第2弾の寄付金を大西一史市長にお渡ししました。また、お取引先のお子さまや従業員の方々などを対象に開いている「めぐり逢いパーティー」の7回目となる今年は、感染対策を万全にして2月7日に催す予定です。地域社会が元気になるお手伝いをするためには、われわれ自身がもっと力を付けなければなりません。昨年は創立70周年で、預金量が初めて3000億円台に乗りました。今後もお客さまの要望に応え、満足いただける信用金庫として可能性を切り開いていきたいと思います。

熊本第一信用金庫本店ビル

概要

所在地 〒860-8681 熊本市中央区花畑町10-29
【電話】096(355)6111
設立 昭和25年8月1日
出資金 36億4,300万円
役職員数 246人
店舗数 24店舗
役員 代表理事会長/森本 孝
代表理事理事長/豊住賢一
代表理事専務/鴻池卓児
代表理事常務/渡邉祐一
常務理事/荒尾俊比古
常勤理事/東 信治、石田誠也、原田亨一郎
常勤監事/村中研一
非常勤理事/粟津勝蔵、菊田廣文、倉岡伸行、田中博康
非常勤監事/古田邦昭、尾上達也
関連会社 (株)いっしんサービス

熊本日日新聞社

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