株式会社エストロワ

多様化に対応できる企業づくりを

─昨年のコロナウイルス感染拡大における対応についてお聞かせください。

吉良 緊急事態宣言が出された4、5月は全国展開する店舗の大半が休業し、スタッフは全員自宅待機となりました。再開後は、フェースシールドやパーテーションの導入など衛生面での対応を徹底。お客さまへの利便性向上のため、eコマース(電子商取引)を全面リニューアルし、動画配信やメルマガ、SNS(会員制交流サイト)を通じた販売促進にも力を入れIT化を急速に進めました。美容スクールではオンライン授業を実施。海外も含めた全店のスタッフが一堂に会した社内向けオンラインイベントも初開催しました。準備を進めていたホームケア機器を6月に発売できたことで、巣ごもりニーズにも対応できました。昨年掲げた「変えるべきことは革新し、変えてはならないところは育む」ことをくしくも実行することになりましたが、不自由な状況下でも「今やれることは、今しかできないこと」であり、「元に戻るのを待つのではなく、前に進む力」を改めて再確認することができました。今後も「Keep Going」を合言葉に、乗り越えていきたいと思います。

─女性を応援する「FOR WOMENプロジェクト」も継続して実施されています。

吉良 心も体も前向きになる美容の力を生かして社会貢献に取り組んでいます。昨年、乳がんの早期発見・受診を推進・啓発する「ピンクリボンプロジェクト」を展開、情報ツールを作成・配布するとともにチャリティー商品を製造販売し、収益の一部を関連団体に寄付させていただきました。「ジョイセフプロジェクト」では、今年も社員の手書きメッセージを反映させた限定パッケージを販売中です。SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みにも着手し、自分たちにできることから始めていきます。

取締役社長 吉良 康氏

─グローバル展開の進展は。

吉良 中国でのオンライン販売の売り上げが堅調で、輸出も順調に推移しました。今年は美容技術をライセンス化したビジネスにチャレンジするほか、海外の情報やテクノロジーを取り入れた商品開発、コラボレーション企画も予定しています。

─今年の展望を教えてください。

吉良 ウィズコロナに向き合う業種ですので、新たな生活様式に順応できるサービスを視野に新事業開発に力を入れます。時代の変化が確実に訪れる年。現状にとどまらず、固定観念を捨て、多様化に対応できる企業環境、風土づくりに努めたいですね。

九州本社ビル(左)と女性を応援する「For women プロジェクト」(右)

概要

所在地 (九州本社)
〒860-0807 熊本市中央区下通2丁目3-1
【電話】096(324)6500
(東京本社)
〒107-0062 東京都港区南青山2丁目28-6
【電話】03(5413)6500
事業内容 総合エステティックサロン「グラサ」・毛穴コスメ&トリートメント専門店「ポアレスラボ」・ネイルサロン「GAN」・美容スクール「グラサアカデミー」の運営およびFC事業、基礎化粧品・メイクアップ商品・美容関連商品の販売・輸出
設立 平成6年12月
資本金 1,000万円
役員 代表取締役会長/中村修一
取締役社長/吉良 康
従業員数 440人(グループ合計)
店舗数 84店舗(グループ合計)
関連法人・団体 (株)クレシェコスメティックス、一般財団法人ICAM JAPAN、一般財団法人日本ポアリスト協会
関連事業 日本キャメス協会、ジュエリー工房 匠美ist
ホームページ http://www.strois.co.jp/

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