イオンモール株式会社

地域のコミュニティー拠点目指す

─昨年、新社長に就任されました。熊本ではどのようなモールづくりを目指していますか。

岩村 当社は、「イオンモール」が、単に地域に利便性を提供する場所でなく、家族や友人、仲間と集う地域のコミュニティー拠点となり、その存在としてあり続けるための施設運営が重要であると考えます。開業から15年のイオンモール熊本、23年のイオンモール宇城、それぞれのモールが地域の皆さまとともに歴史を紡いできました。私たちはこれからも、地域の皆さまに「私たちのモール」と思っていただけるよう、日々の運営においてブラッシュアップし続けるとともに、深化させていきたいと思います。

─新型コロナウイルスの感染拡大における安全・安心の確保に向けた取り組みをお聞かせください。

岩村 コロナ禍の影響で、熊本を含む全国全てのモールの専門店部分を約1カ月間、臨時休業しました。営業再開に当たって最も重視したことは、お客さまのみならず、当社のモールで働く全ての従業員の安全です。その実践のための防疫行動が地域の当たり前となる社会の実現を目指し、イオンでは科学的根拠に基づいた防疫基準「イオン新型コロナウイルスプロトコル」を発行しました。このように、コロナ禍においても防疫対策を万全に施した上で、皆さまが安心して集える場所を提供してまいります。

代表取締役社長 岩村 康次氏

─熊本の両モールとも、以前からさまざまな地域貢献活動に熱心に取り組まれていますね。

岩村 宇城においては、昨年12月、モール外部棟に宇城市役所小川支所が開所しました。支所機能全てが商業施設内に入るのは全国でも初の取り組みとなりますが、人口減少が進む中、地方行政とショッピングモールが協働することは必然的な流れではないでしょうか。熊本においては、昨年9月の台風10号上陸の際、イオンと九州電力との「災害時における相互協力に関する協定」に基づき、モールの駐車場を電力施設の復旧作業拠点として提供しました。このように、当社モールが地域のインフラ機能として、また地域防災活動の拠点として機能を担うことも重要な使命であると再認識しました。

─新年の抱負をお願いします。

岩村 新しい年が明けましたが、新型コロナウイルス感染症の影響は、しばらく続くのではないかと思っています。この状況が一日も早く終息し、イオンモールに来店してこそ感じていただける感動や体験をお届けしてまいりたいと思います。熊本の皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。

(上)イオンモール熊本(上益城郡嘉島町)
(下)イオンモール宇城(宇城市小川町)

概要

所在地 〒261-8539 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5-1
【電話】043(212)6450
事業内容 大規模地域開発およびショッピングモール開発と運営、不動産売買・賃貸・仲介〈国土交通大臣(3)第7682号〉
設立 1911(明治44)年11月
資本金 423億6,400万円
役員 18人
従業員数 4,927人(2020年2月29日現在)
店舗 イオンモール熊本、イオンモール宇城含む、197店舗(海外含む)
ホームページ https://www.aeonmall.com/

熊本日日新聞社

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