株式会社ミハナタクシー

タクシーで公共交通の一翼担う

─昨年は熊本で国際スポーツ大会が開催されました。タクシーの利用状況はいかがでしたか。

森 特にラグビーワールドカップは予想以上の盛り上がりだったと思います。試合があった日はドライバーが足りなかったので、私も久しぶりに車のハンドルを握って、市内中心部と試合会場の「えがお健康スタジアム」(熊本市東区)を何度も往復しました。外国人客の中には市内のタクシー乗り場ではない道路沿いで手を挙げて乗車される「ながし乗車」の人もいて、熊本もずいぶん国際化したものだと思いました。われわれは大会に向け手探りで受け入れ態勢を準備したもので、外国人客に熊本でのタクシーの使い勝手を聞いてみたのですが、どなたも好印象を持たれていました。大変うれしかったですね。来年春にJR熊本駅白川口に新駅ビルが完成の予定ですが、バスや市電と共に公共交通にタクシーが果たす役割も大きいと思います。現在も公共交通空白地域などで乗り合いタクシーによるバスの代替輸送を行っていますが、今後もバス会社との連携を図り、公共交通の一翼を担っていきます。

代表取締役社長 森 泰司氏

─現在の取り組みなどについて教えてください。

森 タクシー業界は慢性的な人手不足が課題です。業界平均のタクシー稼働率は65%程度なので、もっと稼働率を上げたいところです。当社は昼夜2交代制で業務に当たっていますが、業界全体に長時間労働のイメージがあり、それが採用に悪影響を与えているように思います。当社としては一度退職をしたドライバー経験者に募集をかけ、週に2日、1日に4時間程度だけなど、無理のない形態での勤務をしてもらっています。女性ドライバーも1割程度いますが、その比率を高める取り組みとして、本人の希望に応じた短時間勤務や柔軟なシフト体制を整備しています。新卒者の採用・育成や外国人登用などの課題に対しては、業界全体で取り組んでいきたいと思います。バスとタクシーのドライバーについては両方の業界で人材の移動がよりスムーズになる仕組みをつくることができると、ドライバー不足への対策につながると思います。

─今後の抱負をお聞かせください。

森 高齢化や過疎化が進む中、身近な移動手段としてタクシーが果たす役割は大きいと思います。当社ではミニバンタイプの車いす対応車両を導入していて、お客さまの評判は上々です。増加する電子マネーやQRコードを使ったスマホ決済にも対応しました。今後も変化に随時対応し、できることをしっかりやっていきたいと思っています。

次世代タクシーのJPNTAXI(トヨタ)、NV200(日産)

概要

所在地 〒860-0079 熊本市西区上熊本3丁目1-36
【電話】096(324)3111
ミハナグループ共同配車センター
【フリーダイヤル】0120・387・387
事業内容 一般乗用旅客自動車運送業(タクシー業)
創業 昭和24年12月
資本金 9,900万円
役員 代表取締役社長/森 泰司
取締役副社長/小山剛司
取締役/小山洋子
監査役/梅元昭宏
従業員数 145人
タクシー乗り場 テトリアくまもと1階
関連企業 (株)産交タクシー
 代表取締役社長/小山剛司
(株)MSアシュランス
菊熊タクシー(株)

熊本日日新聞社

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