ハイコムグループ

「顧客第一」掲げ、新たな価値を創造

─昨年は創業30周年の節目の年でした。

甲斐 「人こそすべて」と考え、不動産事業に始まり、通信事業、宅配水事業、コールセンター事業、ポスティング事業、高齢者福祉事業を展開してきました。今年は2017年から22年までの中期経営計画の中間点に当たります。「私たちは顧客第一の社風を創造し、チャレンジします。」を経営理念に、22年度にグループ売上高で年間200億円を目標に設定し、前年度は150億円台に達しました。新規事業も順調で、医療機関と連携して一昨年開設した、50床の住宅型有料老人ホーム「ハイコムライフ武蔵ヶ丘」(熊本市北区)は満床となりました。空き家となるご自宅を管理するサービスも行っています。昨年9月には隣接地に、2棟目となる72床の同型有料老人ホームをオープンしました。

─宅配水事業も順調のようです。

甲斐 14年に南阿蘇村の第1号誘致企業となり、現在では、ウオーターサーバー用の12㍑ブロー(交換式容器)で年間370万本余りのミネラルウオーターを生産しています。ブローは外注していましたが、現在はそれを内製化するための設備を工場に併設し、今月稼働の予定です。ブローの保管スペースが10分の1になり、総合的にも大幅なコスト削減効果が見込めます。さらに、200~500㍉㍑サイズのオリジナル・ペットボトルも内製化しており、コンベンションや企業の来客用などの需要を見込んでいます。熊本城の形をしたペットボトルなどを用意して、来訪者へのおもてなし用としてPRしていきたいですね。

代表取締役社長 甲斐 達也氏

─今後の事業展開の計画をお聞かせください。

甲斐 スマートフォン(スマホ)は今や決済ツールとしても活用され、ますます生活に欠かせないものになりました。通信事業はいよいよ、大容量の移動通信が可能な次世代通信規格「5G」の時代に突入します。当社はこれをビッグチャンスと捉え、店舗の大型化を進め、全店舗にスマホアドバイザーを配置してサービスを強化していきます。また、将来を見据えてシステムエンジニアを採用し、パソコンで行っている定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)をグループ内に導入しました。圧倒的な事務の効率化と生産性の向上で成果が出ています。このシステムをいよいよ各企業の皆さまに販売していきたいと考えています。さらに今後は、変化するデジタル社会に対応するために大胆な企業提携を進め、力強くグループの新たな価値を創造していきます。

昨年9月1日にオープンした2棟目の住宅型有料老人ホーム「ハイコムライフ武蔵ヶ丘Ⅱ」

概要

所在地 ハイコムグループ本社 
〒869-1108 菊池郡菊陽町光の森2丁目3-1 
【電話】096(232)8156
ハイコムウォーター(株)南阿蘇村工場
〒869-1411 阿蘇郡南阿蘇村河陰3032
設立 1990年2月
資本金 8,000万円
事業内容 通信事業(ソフトバンクショップ18店舗、auショップ12店舗、UQスポット1店舗、法人営業部)、不動産事業(賃貸管理、売買)、宅配水事業(南阿蘇村工場、営業部)、ポスティング事業、高齢者福祉事業、コールセンター事業
役員 代表取締役社長/甲斐達也
取締役副社長/甲斐文祥
専務取締役/甲斐大童
常務取締役/長野圭介
取締役部長/岡田尚士
従業員数 500人(グループ計)、契約配布員400人
関連会社 セイワシステム(株)、ハイコムウォーター(株)、(株)産交ミック、ハイコムライフクリエート(株)、ハイコムビジネスサポート(株)
ホームページ http://group.8156.jp/

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