株式会社鶴屋百貨店

常識や思い込み覆し、新たな挑戦を

─昨年は「TRY67」をスローガンに掲げました。

久我 いろいろな観点で新しいことにトライできたと感じています。4月に熊本で開催された「東京ガールズコレクション」ではプラチナスポンサーとしてお手伝いしました。初めてで分からないこともある中、皆でやり遂げ、今年の2回目の開催も決まりました。昨年の経験を生かし、営業活動にもつなげていきたいと思います。6月にオープンしたスポーツジム「ワールドウィング熊本」は、体験されたお客さまの口コミで会員がじわじわと増えています。アスリートからご年配の方まで幅広い層の会員さまに対し、それぞれに合った指導を通じて、健康的で心豊かな暮らしの実現を応援しています。

─9月に「サクラマチ クマモト」が開業し、10月には「ラグビーワールドカップ2019」の試合が熊本市で開催されるなど、街中がにぎわいました。

久我 街中の魅力が高まり、集客効果が生まれる一方、中心市街地内では集客の分散も生じています。こうした中、鶴屋は効率的な営業を展開するため、引き続きITへの対応力を強化し生産性を高めることに努めます。ラグビーワールドカップでは、公式グッズを扱うオフィシャルストアが盛況でした。また、熊本での試合の前日と当日、上通入り口のびぷれす広場で催したビアガーデン「ようこそ!熊本産ビールで乾杯!」は、多くの方に喜んでいただきました。このほか、ラグビーと女子ハンドボール世界選手権を記念したくまモン図柄をあしらった「バカラ」の鶴屋限定タンブラーも好評でした。熊本で開催された世界大会をさまざまな形で応援することができ、良かったと思います。

代表取締役社長 久我 彰登氏

─今年はどんな年にしたいとお考えですか。

久我 引き続き新しいことにチャレンジしていきたいですね。社内にそのシーズ(種)があるのに、気付いていないものもあると思います。常識や思い込みを覆して見つけ育てていきたい。また、社員一人一人の発信力を高め、お客さまに良い商品の情報を確実にお届けするなど、豊かな生活文化を提供する百貨店の使命を果たしていきます。

─熊本商工会議所会頭としての展望を。

久我 桜町の開発に続き、JR熊本駅ビルのリニューアル、阿蘇へのアクセス回復、八代港の国際クルーズ拠点整備、熊本空港ターミナルビル建て替えでの国内線・国際線一体化など、全国レベルでもこのような開発が一挙に進む地域はないと思います。課題の中心市街地の渋滞緩和に県市とともに取り組み、熊本の発展に貢献したいと考えています。

概要

所在地 〒860-8586 熊本市中央区手取本町6-1
【電話】096(356)2111
事業内容 百貨店業
設立 昭和26年2月(開店:昭和27年6月)
資本金 1億円
従業員数 736人(2019年10月時点)
店舗・出張所 ウイング館、ニューズ、八代店、人吉店、水俣店、日赤店、大津店、熊本空港店、荒尾店、天草店、玉名出張所、桜十字病院売店
関連事業 鶴屋フーディワン、レストラン事業、(株)鶴屋友の会、甘夏ローヤル(株)、(株)熊本観光バス、ほか
ホームページ https://www.tsuruya-dept.co.jp/

熊本日日新聞社

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