西部電気工業株式会社

“ICTのチカラ”で付加価値を創出

─昨年はどのような一年でしたか。

増田 業界大手の協和エクシオと経営統合して1年、両社の経営資源である営業・技術基盤や事業領域の共有などが進み、次のステージが見えてきました。今年はさらに協業による相乗効果を生み出し、ビジネスの開拓、拡大に向けて果敢に挑んでいきます。昨年8月、熊本市中央区坪井の旧熊本本社用地に6階建ての複合ビル「SDK熊本ビル」が完成しました。テナントビルとして「雇用の創出」、1階の広々としたピロティの活用を通して街のにぎわいづくりなどにお役に立ちたいと思っています。

─会社の業績などについてお聞かせください。

増田 上期は情報通信工事業、ソリューション事業が好調でした。熊本支社も順調で、お客さまやパートナー会社のご支援、社員の頑張りで一定の成果を上げています。企業は人と人のつながりが重要です。人に恵まれていることを心から感謝しています。熊本支社にも若い社員が多く活気があり、女性社員も生き生きと働いています。働き方改革の推進にも力を入れており、社員の多様な働き方としてテレワーク(在宅勤務制度)も導入しています。

取締役熊本支社長 増田 毅氏

─社会貢献にも熱心に取り組んでおられますね。

増田 CSR(企業の社会的責任)の一環として、2010年度から菊池市旭志の「西部の森きくち」で植樹を行っています。昨年、節目の10年を迎え、ヤマザクラやモミジなどの植樹本数は1万5000本を超えました。春の植樹には毎年、社員とその家族、OBなど300人ほどが参加し、秋には下草刈りもあり、恒例行事になっています。昨年10月には、この10年の活動が認められて、県から表彰状、菊池市からも感謝状を頂きました。

─今年はどのような年にしたいですか。

増田 昨年の県産業安全衛生大会で県労働基準協会推薦として表彰され、安全は日々の地道な積み重ねの結果だと改めて感じました。また、「健康経営」という観点から「健康宣言」を行い、重点事項を定めて取り組んでおり、社員一人一人の安全と健康を最優先する意識の醸成が重要だと考えます。先日、人吉に行った時、3歳の孫が列車を見て「かわせみ やませみ」「SL人吉」とうれしそうに教えてくれました。熊本は美しい自然、温泉という恵まれた環境に加え、楽しい列車が付加価値となって魅力を創造しています。当社は長い間、熊本に本社を置き、育てていただきました。その恩返しの意味でも、ICT(情報通信技術)を基本に付加価値を創出し、令和の時代の熊本に貢献していくつもりです。

街並み、景観を意識したデザインのSDK熊本ビルが完成

概要

所在地 (本  社)
〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3丁目7-1
【電話】092(418)3111(代表) (熊本支社)
〒860-0812 熊本市中央区南熊本5丁目1-1
テルウェル熊本ビル8階 【電話】096(245)6601
設立 1947年(昭和22年)7月
資本金 16億円
事業内容 ICTソリューション事業
ソフトウェア開発事業
土木・情報インフラ事業
建築設備事業
環境プラント事業
太陽光発電事業
情報通信エンジニアリング事業
従業員数 1,265人(連結:2019年3月現在)
代表取締役社長 熊本敏彦
支社 福岡・長崎・熊本・鹿児島
支店 北九州・佐賀・長崎・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
事業所 東京・大阪
ホームページ https://www.seibu-denki.co.jp/

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