株式会社熊本放送

「地域密着」の番組作りにこだわり

─昨年はテレビ放送開始60年を迎えました。どのような番組作りをされていますか。

上野 当社は「地域密着」を経営の基本に掲げて番組作りに取り組んでいます。昨年4月からスタートした「夕方Live ゲツキン!」など自社制作の生放送番組では、重大ニュースや視聴者の関心の高い出来事があった際には、その部分を拡大したり番組の頭に持ってきたりと柔軟に対応し、鮮度を上げることで視聴者のニーズに応えています。また、民間先発局として蓄えた古くからの映像などを生かした番組制作も行っています。ラジオでは昨年、大きな賞を頂きました。文化放送をキー局に全国33局で放送する「ニュースパレード」が行う年間表彰において、当社が放送した「熊本地震から3年」が2019年の最優秀賞を受賞しました。

─イベントへの取り組みも多彩です。

上野 昨年の県内の大きなスポーツイベントであった女子ハンドボール世界選手権大会では、テレビ・ラジオで特別番組を放送しました。「パークドーム熊本」会場ではAM・FM(ワイドFM対応)ラジオを1日先着100個、5日間で500個をプレゼントし、目前の熱戦をラジオの実況と解説付きでお楽しみいただきました。また昨年から、テレビ放送60年の当社と、開局30周年を迎えたKABとのコラボキャンペーン「RKKAB」を展開しており、さらなるテレビへの関心度アップを図りたいと思っています。3月からは熊本城ホールの1階展示ホールで特別展「ミイラ」を開催する予定です。学術的な興味も満たせるイベントになるでしょう。

代表取締役社長 上野 淳氏

─「社内企画コンペ」も実施されたとか。

上野 番組やイベント、新規事業、技術開発、労働環境改善など幅広く、全従業員と番組スタッフ、関連会社社員などからアイデアを募りました。その中から、若いスタッフが自由に発想するミニ番組の制作と社内カフェ設置の2案を採用しました。このコンペは毎年行っていきたいですね。

─今後の展望をお聞かせください。

上野 「放送新時代」に向けた対策に取り組んでいます。地上波番組のネット同時配信には、メディア推進部が中心となり研究を進めています。昨年は高校ラグビーのリアルタイム配信も行い経験を積んでいる最中です。ラジオのAMからFMへの転換については、中継局を作る準備を始めています。4月から導入される個人視聴率については、測定データの解析を行い、その結果を自社制作番組の内容に反映させることを検討しています。

「夕方Liveゲツキン!」のモットーは『あかるく・まじめに・おもしろく!』。熊本の「今」を県民と共有し、暮らしに欠かせないニュース・話題を、精いっぱい、心を込めて伝えている

概要

所在地 〒860-8611 熊本市中央区山崎町30
【電話】096(328)5511
事業内容 民間放送事業(ラジオ・テレビ)
設立 昭和28年7月
資本金 2億円
役員 取締役会長/秋岡廣宣
代表取締役社長/上野 淳
常務取締役/有働祥三、沼野修一、筬島一也
取締役/坂口洋一朗
従業員数 116人
支社 東京支社、大阪支社、福岡支社
関連会社 (株)RKKメディアプランニング
熊本産業文化振興(株)
(株)エヌ・アイ・ケイ
(株)RKKカルチャー
ホームページ http://rkk.jp/

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