株式会社キューネット

地域の期待に応え選ばれる企業に

─県内の警備業界を取り巻く環境は。

西川 昨年は、国際スポーツイベントの開催、復興のシンボルである熊本城の特別公開開始など、県内は明るい話題が豊富で活気あふれる一年でした。また、警備業界は復興需要の高まりが追い風となり警備需要も増加する中、人手不足の課題に対して弊社は、賃金を見直し、採用人数を増やすことで時間外勤務時間の低減と有給休暇を取得しやすい環境を整備、社員の定着率も上がり教育もこの機に見直しを行い警備品質の向上にも効果を上げております。

─地元企業としての取り組みを教えてください。

西川 従来、お客さまの財産を守る機械警備に加え、街全体を見守る「あんしんカメラプロジェクト」を推進し、地域連携を図っていきます。昨年は、街を守るために自治会と協力し、熊本市中央区帯山2町内の通学路へカメラを設置。菊陽町と協定を締結し、安心・安全なまちづくりを目的に利用者が多い駅などへクラウドカメラを設置して実証実験を行っています。今後は、実験データをもとに本格運用につなげ、地域の方とも意見交換を重ねながら県全体に展開してまいります。また、ビルの建て替え需要も見ながら、警備だけでなくビルメンテナンスも併せてご提案することで、高品質で低コストを実現した建物全体の管理も推進してまいります。一昨年から取り組んでいるインターンバイトでは、復興が進み街が大きく変わる中、持続可能な社会のために警備会社と学生が一緒になり、市街地の交通流量、回遊性などを防犯、防災の視点で調査し警備上の不足点を行政へ提案する動きを始めました。インターンバイトは、学生が学業を中心とした生活の中で時間をつくり、企業で責任ある仕事をすることで能力に応じた報酬が支給されます。地元企業を知ってもらうことで若者の地元定着率を高める狙いもあります。

代表取締役社長 西川 尚希氏

─今年の展望をお願いします。

西川 熊本の安心・安全の実現に寄与し、選ばれる企業であるためにも少子高齢化・人口減少時代における人手不足の課題は解決していかねばなりません。採用の促進や労働環境の改善もですが、生産性を上げていくためにも警備サービスを見直しAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)など人的サービスを補完、代用できるような技術を駆使し、近いうちにロボットやドローンによる警備を実現していきます。必要とされ期待に応えられる企業であるために、さまざまな取り組みを重ねてまいります。

キューネット本社

概要

所在地 〒862-0924 熊本市中央区帯山4丁目18-1
【電話】096(383)9111
事業内容 法人向け機械警備、ホームセキュリティ、施設常駐警備、総合ビル管理、貴重品運搬、高齢者向け緊急通報システム
設立 昭和46年8月
資本金 1億円
役員 代表取締役社長/西川尚希
常務取締役/髙木 淳
取締役/芦塚政光 西本康範 稲葉義典
監査役/村上文明
総従業員数 2,380人(関連会社含む)
関連会社 九州警備保障(株)、
(株)クオリティライフ・コンシェルジュ、
(株)QLCマスタースタッフ、(株)トモエ
グループ関連 (株)再春館製薬所、桜十字病院
ホームページ https://www.qnet-sec.co.jp/

熊本日日新聞社

Copyright(c)2020 Kumamoto Nichinichi Shimbun. All rights reserved.

無断転載は禁じます。
「プレジデント倶楽部2020」に掲載の記事、写真等の著作権は
熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
一部の文字は本来の表記と異なる場合があります。
ブラウザによっては情報の一部が欠如、
あるいは正しく表示されない場合もあります。