UTホールディングス株式会社
(トヨタカローラ熊本・ネッツトヨタ中九州)

100年に1度の大変革に果敢に挑戦

 ―昨年の自動車市場、UTグループの業績は。

 西 昨年の国内新車販売(除軽市場)は前年比98%、うちトヨタは153万4000台、同96%の見込みです。県内市場は約4万4600台、同97%で、全国レベルを若干下回ります。UTグループはレクサスとフォルクスワーゲンは好調でしたがカローラ、ネッツが前年割れして販売台数8280台、前年比97%にとどまり、熊本地震の特需は一服した感があります。2019年は長期目線では穏やかに縮小傾向の中、10月の消費増税による駆け込み需要・反落を勘案すると、年間の除軽市場は前年割れすると見ています。

 ―グループ化し3年。積極的な事業展開ですね。

 西 昨年1月にオープンした東バイパス店は、大きなU―Car展示場の効果で中古車販売が大きく伸びました。ランドマークのディスプレータワーの反響も大きく、PR効果は絶大です。昨年末に建て替えたグループの新車点検工場にはITツールを導入。メーカーから出荷された車のICチップを活用し、お客さまに納車日までの輸送・点検状況をリアルタイムにお伝えできます。今年3月末、KKT跡地にオープンするレクサス熊本南は、より高いおもてなしができるようラウンジを大幅に拡充します。地域貢献では益城町と防災協定を結び、災害時の車両貸し出しや物資運搬を行うことにしました。この数年、ホールディングスで物流・経理・人事・総務などのバックヤード業務の協業を進め、経営効率が高まりました。

代表取締役副社長 西 治三朗氏

 ―今後の展望をお聞かせください。

 西 自動車業界は今、「100年に1度の大変革期」にあります。先進技術のCASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)が相互に関連しながら新たな移動サービスが生まれ、モビリティー社会が変わるといわれています。私はそんな時代が来ても自動車ディーラーのリアルな店舗は重要な役割を担うと考えます。車のシェアリングが進めば稼働率が高まるので修理や点検が増え、代替えのサイクルも短縮するでしょう。今後、トヨタの新車には常にネットとつながる通信モジュールが搭載されます。そうなると、お客さまとのコミュニケーションもこれまで以上に「ワントゥワン」の対応が可能になります。そこでの課題はITリテラシーの高い“人財”の育成です。時代が急激に変化していく中、私たちUTグループは、「変革」とは「挑戦すること」と捉え、果敢にチャレンジします。

今春完成予定のレクサス熊本南

会社概要

所在地 熊本市中央区世安町183
【電話】096(372)6700
設立 2015年10月1日
事業内容 物流事業、保険事業、事業会社(トヨタカローラ熊本、ネッツトヨタ中九州)の間接業務全般
資本金 1,500万円
役員 代表取締役社長/梅﨑輝也
代表取締役副社長/西治三朗
専務取締役/北田壮一、鳩野明彦
常務取締役/梅﨑晃弘、廣瀬修治
取締役/益田耕一
監査役/梅﨑勝子
従業員数 グループ総員630人
関連会社 トヨタカローラ熊本㈱(レクサス熊本南、フォルクスワーゲン熊本中央)、ネッツトヨタ中九州㈱、㈱ジェームス熊本、ほか1社
ホームページ http://uthds.com/(UTホールディングス)
http://www.corolla-kumamoto.jp/(トヨタカローラ熊本)
http://www.netz-nakakyushu.com/(ネッツトヨタ中九州)

熊本日日新聞社

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