TAKASUGI株式会社

人材を確保、育成し業績拡大目指す

 ―昨年、設立20周年の節目を迎えられました。

 平島 熊本、福岡を中心に分譲住宅、注文住宅、リフォームの3本柱で業績を伸ばしてきました。おかげさまで、この10年で年商は倍増し、中期経営計画の最終年となる2020年は売上高80億円を達成できる見込みです。熊本地震後は受注に現場が追いつかない状況が続き、お客さまにご不便をおかけしました。職人不足は今も続いていますが、今後は震災復興から新たな受注拡大へと歩を進めていきたいと思います。一昨年から販売を始めたカナディアン輸入住宅が好調です。デザイン性、耐震性、機能性を兼ね備えた住宅で、若い世代からシニアまで幅広い年齢層に人気です。カナダ産の良質な木材を使った「枠組壁工法」で強度が高く、省エネにも配慮されています。輸入住宅ならではの夢のあるデザインが特長で、「こんな家に住みたかった」と喜んでいただけるのがうれしいですね。今後は年間80棟を目標に、主力商品として育てていきたいと思います。

代表取締役 平島 孝典氏

 ―人材確保はどのようにお考えですか。

 平島 職人不足は非常に深刻で、仕事はあっても職人がいないという状況が慢性化しています。その対策として当社では大工の社員化を進めています。工業系高校の新卒者を社員採用し、大工として育てる取り組みです。従来は外注が主だった大工仕事を社員が担えば、人手不足の解消にもつながります。現在社員大工は19人で、将来は50人程度に増やす計画です。また、棟梁(とうりょう)が一人で仕切っていた仕事を屋根、床、壁など作業ごとに細分化することで効率を上げようと考えています。大工仕事以外では、電気設備や内装・外装、配管など、全ての技術を身に付けたオールマイティー職人の育成にも力を入れます。外国人労働者の受け入れでは、現在5人のインドネシア研修生が働いていますが、今後さらに増やしていきたいですね。建設業界は男性中心というイメージが強いと思われがちですが、暮らしに密着したインテリアやデザイン、リフォームなどは女性の感性が生かせる職場です。当社は現在、社員の3割が女性です。今後も管理職や職人、現場監督などを目指して積極的に頑張る女性社員を応援していきます。

 ―今年の展望をお聞かせください。

 平島 春に自社ビルをオープンさせる予定です。ショールームやイベントスペースを設け、今まで以上にお客さまと接する機会を増やしていきたいと思います。新たな社屋では、5年後、10年後を見据えて、さらに人材の確保、育成に力を入れ、年商100億円を目標に頑張っていきます。

熊日RKK住宅展のモデルハウス

会社概要

所在地 〒862-0962 熊本市南区田迎5丁目4-6
【電話】096(214)3771
事業内容 住宅の受注および販売、一級建築士事務所、リフォーム事業、損害保険代理店業
設立 平成10年12月14日
資本金 3,000万円
役員 代表取締役/平島孝典
取締役副社長/畑﨑安成
常務取締役/松岡義彦、山崎達也
取締役/津留﨑紀幸
執行役員/眞﨑智裕、飯田裕之、本告晃久
従業員数 146人
事業所 注文住宅事業部、久留米支店、福岡店
セルコホーム熊本中央
ホームページ http://www.takasugi.co.jp/

熊本日日新聞社

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