崇城(そうじょう)大学

“学生の心に火をつけ”、夢を応援

 ―大学ファンドから初の学生社長が誕生したそうですね。

 中山 本学では「学生の心に火をつける」をテーマに、学生が一歩前に踏み出す教育を重視しています。そこには若いうちにやりたいことを見つけて取り組んでほしいという強い思いがあります。やりたいことを見つける上で大切なのは好奇心。本学の起業家育成プログラムは、学生が好奇心を持つことで自分の殻を破り、夢をつかむ人生を歩んでもらおうと2014年から始めました。昨年4月には、17年の「大学発ベンチャーコンテスト」でグランプリを受賞した「株式会社Ciamo(シアモ)」に出資し、学内初の学生社長が誕生しました。今後は大学、教職員が力を合わせてCiamoを支え、将来、熊本や日本を支える企業に育ってくれればと思います。

 ―頑張った学生の表彰制度もあると聞きます。

 中山 「笑顔と感謝の表彰制度」を設置し、“一歩前に踏み出した”学生を表彰しており、ここ3年間は毎年、表彰者が700人を超えています。この数は全学生の5分の1から4分の1に相当します。就職面接のときには、ぜひ表彰の理由を話してほしいと思います。

理事長・学長 中山 峰男氏

 ―グローバル教育には英語教育が必須ですね。

 中山 学生の英語力を高めようと、海外への渡航を推進しています。自分の殻を破って帰ってくるというケースも少なくありません。その努力が実り、第6回全国学生英語プレゼンテーションコンテストで、本学の学生が最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞しました。ちなみに、受賞者は理系の学生です。外国語学部や国際学部の学生のエントリーが多かった中での理系大学からの受賞は、大変珍しいことでした。また、熊本地震から丸2年がかりで英語学習施設「SILC」がリニューアルしました。カフェも併設し、英語コミュニケーションが増え、英語力が高まることを期待しています。

 ―熊本地震で被災したD号館も、「SoLA」として生まれ変わりました。

 中山 SoLAの名称は学生から募集しました。崇城大学の“So”と、“Luminous Auditorium(明るく光る講堂)”の頭文字を合わせた造語で、青空の“空”が想起されます。1階はカフェ形式のフードコート、2階はアクティブラーニング施設、3階は832人収容の大講義室です。SoLAは学生たちが最も行き来する場所にあるので、皆が集まり、いろいろなコミュニケーションで成長する空間になればと願っています。

2018年9月に完成したSoLA(ソーラ)

大学概要

所在地 〒860-0082 熊本市西区池田4丁目22-1
【電話】096(326)3111
設立 昭和24年4月電気・電波学校創設
昭和42年4月大学開学(旧熊本工業大学)
学園構成 【大学】
●工学部 
機械工学科、ナノサイエンス学科、建築学科、宇宙航空システム工学科(宇宙航空システム専攻・航空整備学専攻・航空操縦学専攻)
●芸術学部 
美術学科、デザイン学科
●情報学部 
情報学科
●生物生命学部 
応用微生物工学科、応用生命科学科
●薬学部 
薬学科(6年制課程)
【大学院】
●大学院工学研究科
●大学院芸術研究科
●大学院薬学研究科
ホームページ http://www.sojo-u.ac.jp/

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