西部電気工業株式会社

ICT駆使し、熊本の活性化に貢献

 ―昨年はどのような年でしたか。

 増田 将来を見据えた経営環境の変化を先取りした年でした。当社は九州・沖縄エリアを中心に、東京、大阪にも事務所を構え、事業拡大に積極的に取り組んできました。そのような中、10月にグローバルかつ全国規模で事業を展開する業界大手の協和エクシオと経営統合を行いました。両社が長年培ってきた強みを生かした連携で、企業価値の向上を図るのが目的です。昨年は国内で大きな自然災害が相次ぎ、社会インフラの重要性が再認識されました。私どもはICT(情報通信技術)でその一端を担っているという誇りと責任を感じた年でもありました。

 ―会社の状況はいかがですか。/p>

 増田 上期は設備・環境事業が厳しい中、情報通信工事業とソリューション事業が好調でした。熊本支社も、お客さまやパートナー会社の皆さまのご支援と社員の頑張りで一定の成果を出すことができました。働き方改革にも取り組み、女性の活躍を推進する会社として、厚生労働省「えるぼし」最高位の認定を受けています。若い社員も多く活気があり、第一線で生き生きと活躍する女性社員を頼もしく感じています。

取締役 熊本支社長 増田 毅氏

 ―社会貢献にも熱心ですね。

 増田 CSR(企業の社会的責任)の一環として、2010年度から菊池市旭志の「西部の森きくち」で植樹を行っています。15年度からは新たに、菊池市が進める「日本一のさくらの里プロジェクト」を支援しています。これまで桜の木を中心に合計約1万4000本を植樹しました。昨年8月には、県から熊本県森林吸収量認証書を頂きました。教育・文化面では、県立大学に「西部電気工業奨学金制度」を設けて、意欲ある学生を支援しています。

 ―今年の抱負をお聞かせください。

 増田 8月に熊本市中央区坪井の旧本社用地に6階建てテナントビルが完成する予定です。雇用の創出や街のにぎわいづくりなど、地域活性化のお役に立てればと思っています。私事では、熊本地震からもうすぐ3年になりますが、御船町の実家の柿の木に一昨年は20個ほどだったのが、昨年は200個近くの実がたわわに実り、自然のたくましさと豊かさに感動しました。また、長陽大橋ルートで南阿蘇村を訪れた時は、復興へ向けた勢いと力強さを実感しました。当社はもともと熊本が本社で、熊本に育てていただきました。その恩返しの意味でもICT社会を支え、付加価値提案を行うことで、熊本の活性化に貢献していく企業でありたいと思っています。

旧本社用地 新ビル建設予定イメージ

会社概要

所在地 (本  社)
〒812-8565 福岡市博多区博多駅東3丁目7-1
【電話】092(418)3111(代表)
(熊本支社)
〒860-0812 熊本市中央区南熊本5丁目1-1
テルウェル熊本ビル8階
【電話】096(245)6601
設立 1947年(昭和22年)7月
資本金 16億円
事業内容 ICTソリューション事業
ソフトウェア開発事業
土木・情報インフラ事業
建築設備事業
環境プラント事業
太陽光発電事業
情報通信エンジニアリング事業
従業員数 1,268人(連結:平成30年3月現在)
代表取締役社長 熊本敏彦
支社 福岡・長崎・熊本・鹿児島
支店 北九州・佐賀・長崎・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
事業所 東京・大阪
ホームページ http://www.seibu-denki.co.jp/

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