サントリービール株式会社九州熊本工場

安全・安心なものづくりに徹する

 ―昨年、新工場長に就任されました。

 大下 2017年9月、九州サントリーテクノプロダクツの社長として九州熊本工場に着任しました。1年間、当時の工場長と両輪となって工場を動かしてきましたが、サントリービール㈱との統合に伴い、昨年10月、工場長に着任しました。ただ、仕事に対する基本的な心構えは変わりません。「安全・安心なものづくり」に徹して、おいしいものをしっかりとつくり、お客さまにお届けすることに尽きると思います。その上で、今までのように工場スタッフを束ねるだけでなく、お客さまや地域の方々とも幅広くお付き合いをするという役割も加わりました。これまでの工場長が果たしてきた役割を、確実に引き継いでいかなくてはいけないと感じています。

 ―新たな生産品目も加わりました。

 大下 サントリーは、国内に4カ所のビール工場を持っています。九州熊本工場もその一つです。また、サントリー全体では日本中に約20カ所の生産拠点を持っていますが、九州にある生産拠点は当工場だけです。そういうこともあり、当工場は設立当初からビールだけでなく、「阿蘇の天然水」や清涼飲料水も生産していますが、最近はRTD(Ready to Drink)と呼ばれる分野の市場が伸びており、当工場でも人気の缶チューハイ「マイナス196℃ストロングゼロ」の生産を開始しました。

九州熊本工場長 大下 勝巳氏

 ―熊本地震で工場が被災したにもかかわらず、地域への恩返しも果たされてきました。

 大下 工場の設立当初から、地域の方々に応援していただいてきたことは、歴代の工場長からの引き継ぎで存じています。震災からの復旧に関しても、地元の方々がご支援や応援をしてくださったことを、心から感謝しています。幸いにも今は、しっかりものづくりができる体制になりましたので、おいしい製品をつくって熊本の方々に恩返しするのが第一だと思っています。サントリーグループとして、熊本の震災復旧に向けてお役に立ちたいという強い思いを持っています。その動きとうまく連動しながら「サントリーが熊本に来て良かった」と、皆さんに言っていただけるよう、地域貢献の活動に積極的に取り組んでいきたいですね。

 ―熊本の「水と食」に感動されたそうですね。

 大下 熊本は、水がおいしく豊かだとは聞いていましたが、想像以上でした。肉も魚も果物も野菜も本当においしく、快適に暮らしています。工場長として、熊本の「水」と「食材」にふさわしいおいしいものづくりに力を尽くしたいと思います。

サントリービール㈱九州熊本工場

会社概要

所在地 〒135-8631 東京都港区台場2-3-3
事業内容 酒類の製造および販売
創業 2014年
資本金 100億円
役員 代表取締役社長/山田賢治
従業員数 約500人
関連会社 サントリーホールディングス㈱、サントリー酒類㈱、サントリー食品インターナショナル㈱、サントリーフーズ㈱、サントリービバレッジサービス㈱、サントリースピリッツ㈱、サントリープロダクツ㈱、サントリーウエルネス㈱、サントリーワインインターナショナル㈱ ほか
ホームページ http://www.suntory.co.jp/

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