コンフォートハウス株式会社

社員の意識改革進め、次の時代へ

 ―昨年は「破壊と創造」を企業としてのテーマに掲げておられました。

 荒木 会社が、創業者である私の成功体験を捨て、イノベーション(技術革新)を起こそうという取り組みです。創立以来、クレド(行動指針)に示すような不易なものがある一方、変えなければならないものも出てきました。また、10月の消費税増税後に予想される状況に備え、社員の意識改革も必要だと考えていましたが、昨年秋ごろから社員の意識が変わり始め、イノベーションできそうなところまで来たように感じています。徹底したペーパーレス化やクラウドサービス導入に向けた取り組みなどが進み、営業、設計、工事の現場リーダーたちのモチベーションも非常に高まっています。各部署単位で内部のつながりを強め、さらに部署同士がつながることで会社全体を強くしたいと思っています。

 ―「フラットスタイル」の住宅が人気ですね。

 荒木 「熊日八代住宅展」と「KKT合志総合住宅展示場」に出展中の平屋のモデルハウスは「癒やし」がテーマ。アロマと間接照明にこだわり、大変好評です。家は目に見える形だけでなく、空間が大事。女性の社会進出が進む昨今、「夜過ごす空間こそ大切にしたい」とお考えの方も多いでしょう。そこにご支持をいただいているのだと思います。

代表取締役 荒木 正幸氏

 ―「ZEH(ゼッチ)」(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)にも早くから取り組まれていますね。

 荒木 昨年、経産省と環境省のZEH事業執行団体が実施しているZEHビルダー評価で、最高レベルの5つ星認定を取得しました。この評価には約6800社のZEHビルダーが登録していますが、最高評価である5つ星認定を受けたのはそのうちの約5%、350社だけです。地球温暖化が課題とされる中、国はエネルギー消費を上回るエネルギーを自宅で発電し、エネルギー収支がゼロまたはプラスの住宅を推奨しています。当社はZEHにいち早く取り組み、性能の高い家を数多く手掛けてきました。今では環境への関心が高い企業として認知され、お客さまに「ZEHにして良かった」と喜んでいただいています。

 ―今年の抱負、目標をお聞かせください。

 荒木 消費税増税前の駆け込み需要後に、いかに企業として生き残っていくかを2年ほど前から考えてきました。そして「社長力」「管理力」「現場力」に道筋を付け、事業継承したいと思うに至りました。社員には「何事も『目指そう』ではだめ。『やるんだ』という強い決意を持て」と伝えたいですね。

「熊日八代住宅展」平屋モデルハウス

会社概要

所在地 〈本社〉
〒862-0910 熊本市東区健軍本町1番8号
【電話】096(367)6244
〈長崎支店〉
〒850-0045 長崎市宝町7番5号 第2イワテックビル3階
【電話】095(865)6355
事業内容 注文住宅建築、アパート建築、分譲住宅、増改築
設立 平成16年3月8日
資本金 1,000万円
従業員数 44人(平成30年4月現在)
ホームページ http://www.comfort-house.com/

熊本日日新聞社

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