株式会社コスギ不動産

「住まいの総合生活企業」目指して

 ―昨年6月、社長に就任されました。

 小杉 現会長から経営のバトンを受け、役員も若返りました。今後は「住まいに関する総合生活企業」を目指して、不動産業を軸とする新たな業態に転換していきたいと思っています。まずは資産の総合管理を手掛ける企業として、保険事業部を設立します。家賃運用や相続対策、資産運用などでも、良きパートナーとしてアドバイスができるよう準備を進めているところです。

 ―今後の事業体制についてお聞かせください。

 小杉 当社の事業は、「かいごのみらい」「阿蘇ハイランド開発」「ジャナスアセットコーポレーション」「熊本ファシリティ」などのグループ企業で構成され、不動産業を中心に住まいや暮らしに関わる事業を展開しています。今後は新たな事業展開を視野に、2~3年後をめどにホールディングス(持ち株会社)化を目指します。社員を役員に起用してモチベーションアップを図り、キャリアステップが見える組織づくりを構想しています。

代表取締役社長 小杉 周司氏

 ―県内の不動産業界の状況はいかがでしょうか。

 小杉 熊本市中心部の土地価格は上昇していますが、県外や海外から引き合いがある状況です。震災特需がまだ若干残っていて、業界全体の好況も続いています。一方で入居の方は、みなし仮設の1年延長も打ち出されましたが、少しずつ震災前の入居率に近づきつつあります。ビジネスホテルなど新たな業種の需要が出てきていていますので、今後は賃貸マンションの投資物件開発をはじめ、ファンドを利用したまちづくりや都市開発にもチャレンジしていきたいですね。

 ―今後の取り組みについてお聞かせください。

 小杉 バーチャルリアリティー(VR)を使った遠隔地からの内覧、人工知能(AI)技術を取り入れた物件紹介サービスを昨年から始めています。最先端技術の導入は、業務の効率化や簡素化、ひいては社員の育児休暇の取得や職場復帰制度、短時間勤務の雇用などの働き方改革にもつながります。また本年度から、全社員がいずれかに所属する10以上の委員会を立ち上げました。そこでは業務の改善や効率化、顧客サービスなどをテーマに話し合ってもらい、優秀な委員会は表彰し、提案を採用していく予定です。それから、昨年7月には「第2回熊本・阿蘇シニアオープンゴルフトーナメント」を開催しましたが、大盛況でした。熊本の企業として、このような大会やスポーツへの支援を行いながら、今後も熊本や阿蘇を盛り上げていきたいと思っています。

特別協賛した「熊本・阿蘇シニアオープンゴルフトーナメント」=昨年7月

会社概要

所在地 〒862-0976 熊本市中央区九品寺2丁目6-57
【電話】096(366)5000
事業内容 不動産売買、不動産仲介、不動産分譲、賃貸仲介、賃貸管理、不動産証券化、資産運用コンサルタント
設立 昭和57年7月1日
資本金 1,000万円
役員 代表取締役会長/小杉康之
代表取締役社長/小杉周司ほか5人
従業員数 206人(平成30年11月現在)
支店 売買事業部、本店、東部支店、下通支店、光の森支店、平成支店、熊本駅支店、健軍支店
関連会社 阿蘇ハイランド開発㈱、㈱ジャナス・アセット・コーポレーション、㈱熊本ファシリティ、㈱かいごのみらい、ほか
ホームページ http://www.kosugi-f.com/

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