株式会社KIS

創立50周年に向け“飛躍の年”に

 ―本年度の業績の見込みはいかがですか。

 高浜 2018年度は中期経営計画の最終年度で、上期は製造業向けの案件が伸び、売り上げの5割強を占めるまでになりました。製造業以外も軒並み前期を上回り、公共機関向けのパソコン入札案件や自動販売機の販売管理システムなどの大型受注が売り上げ増に寄与しました。上期の全社売上高は前期比14%増で、通期は同25%増の見込みです。利益も確保していますので、中期経営計画の最終年度は増収増益という形で有終の美を飾れそうです。

 ―今後、力を入れていく領域は何ですか。

 高浜 製造ラインにおける、IoT(モノのインターネット)によるセンサーを使った自動監視システムや、人工知能(AI)を駆使して異常を事前に察知する予兆検知システムを、中堅・中小製造業向けソリューションビジネスの中核ツールとして強化していきます。この分野では、現在商品化を進めている「KISスマートファクトリーシステム」が熊本県地域経済牽引(けんいん)事業として認定を受けたことが大きなトピックスとして挙げられます。KISスマートファクトリーシステムとは、 中堅・中小製造業向けに品質、製造コスト、生産性、顧客サービスの向上を目的に、AIやIoT、ビッグデータを活用した工場向けのシステムとなります。昨年はこのシステムを東京ビッグサイトで開催された「設計製造ソリューション展」と、幕張メッセで開催された「IoT/M2M展」に出展しました。このシステムに関しましては、既に県内外からいくつかの引き合いも頂いており、大いに期待しています。

代表取締役 高浜 辰也氏

 ―働きやすい職場づくりにも積極的ですね。

 高浜 子育てや介護を行う社員に在宅勤務型のテレワークを適用し、うまくワークライフバランスを取ってもらえるようにしています。また、首都圏などでは、事務所以外で業務ができるサテライトオフィスを利用することでスムーズに業務が行え、出張時の移動負担を軽減するなど、社員が働きやすい環境づくりを工夫しています。

 ―今後の抱負をお聞かせください。

 高浜 現在、2019~2021年度の次期中期経営計画の策定を進めており、中間の2020年度に当社は創立50周年を迎えます。これまで最高の売上高はリーマンショック前に達成した50億円弱ですが、2021年度には50億円の大台を超え、利益率もリーマン以前の4%台を超えたいと考えています。今年度は業績面で大きく飛躍できそうですので、創立50周年に向けて成長していきたいです。

KIS本社外観

会社概要

所在地 (本社)
熊本市南区幸田1丁目6-27
【電話】096(379)2231
(KISラボ)
熊本市南区幸田1丁目4-7
【電話】096(379)4888
(東京支社)
東京都港区高輪2丁目18-10
高輪泉岳寺駅前ビル9F
【電話】03(3440)6611
(東京支社第2オフィス)
東京都港区高輪2丁目15-8
グレイスビル泉岳寺前9F
【電話】03(5449)6501
事業内容 情報・通信サービス業
設立 昭和45年6月
資本金 6,000万円
役員 代表取締役/高浜辰也
常務取締役/林田健三
取締役/冨田義一、竹下 力、松井孝嘉
非常勤取締役/毛利 弘、渡辺美穂
従業員数 273人(男220人、女53人)
関連会社 KISドットアイ株式会社
ホームページ http://www.kis.co.jp/

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