学校法人銀杏学園 熊本保健科学大学

日本の保健医療をリードする大学に

 ―昨年から海外留学奨学金制度をスタートされました。

 﨑元 本学の四綱領「知識」「技術」「思慮」「仁愛」のうち、思慮と仁愛に関わる人間力や国際力の養成を目的に、昨年3月、第1回目を実施しました。費用の約半分を大学が奨学金として支援し、20人の学生が4週間、アメリカのノーザンイリノイ大学ELS語学センターに留学しました。午前中は英語の授業、午後は病院訪問や学部見学、交流などのアクティビティーで、週末にはシカゴ旅行やインドアスカイダイビング、ホストファミリーとの自由行動などを体験しました。これらを通じて英語のコミュニケーション力とヒアリング力が身に付いたという学生が多く、英語をもっと学びたいと強く思った人も多くいました。さらに、アメリカの文化を肌で感じ、さまざまな国の人と関わることで価値観や考え方、習慣の違いにも触れたほか、アメリカの病院施設や看護師養成課程、働き方などを学べたことが有意義な体験となったようです。「あんなにたくさんの“ありがとう”を伝えたのは初めて。帰国後も家族や友人、先生方の援助一つ一つにしっかり感謝の気持ちを伝えられるようになった」という学生は、生き方そのものを変える効果を得られたようです。学生たちの国際力と人間力の養成に十分効果があったと自負しています。

 ―大学のブランドコンセプトとタグライン(キャッチフレーズ)を策定されました。

 﨑元 四綱領に基づいた学生の主体的な学びを通じて豊かな人間力と他者を思いやる心を養い、生涯にわたり成長できる医療人を育成します。それにより、地域に愛され、日本の保健医療をリードする大学の一つになることをブランドコンセプトとしました。また、「『生きる』をひらく かけがえのない一人に」をタグラインとして掲げ、昨年10月からポスターやパンフレットなどに用いています。

理事長・学長 﨑元 達郎氏

 ―将来ビジョンも策定されたと聞きます。

 﨑元 「保健医療系大学としてわが国のリーディング大学の一つとなる」ことを目標に掲げ、2030年に向けて大学が進んでいくべき方向性として、「社会の変化に対応し、リーダーシップを発揮できる医療技術者の養成」「地域に根ざし、地域と共に歩み、社会の幸福実現に貢献」「10年後も20年後も選ばれ続けるためのブランド力の強化」の3つのビジョンを策定しました。これらのビジョンを実現すべく、具体的なアクションプラン(中長期計画・年度計画)を作成して、確実に推進していきます。

太陽光発電システムを導入したエコキャンパス
(前方の直方体の建物が新アリーナ)

大学概要

所在地 〒861-5598 熊本市北区和泉町325
【電話】096(275)2111
設立 平成15年
 熊本保健科学大学開学
平成19年
 リハビリテーション学科理学療法学専攻、
 作業療法学専攻(現:生活機能療法学専攻)新設
 助産別科新設 平成21年
 大学院(修士課程)新設
 認定看護師教育課程新設
平成23年
 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻新設
研究科・学部・学科など ○保健科学研究科保健科学専攻(修士課程)
○保健科学部/医学検査学科、看護学科、リハビリテーション学科(理学療法学専攻・生活機能療法学専攻・言語聴覚学専攻)
○助産別科(1年課程)
○認定看護師教育課程(6カ月課程)
・脳卒中リハビリテーション看護
・認知症看護
ホームページ http://www.kumamoto-hsu.ac.jp/

熊本日日新聞社

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