熊本信用金庫

創業支援で熊本の経済を元気に

 ―県内の景況感や現状についてお伺いします。

 品川 復興需要が一段落しつつある中、全体としては緩やかな景気回復が続いていると思います。人手不足は深刻なようですが、これも一時期に比べれば少しずつは改善されていると聞いています。今年10月には消費税率の引き上げが予定されていますが、今回は事前にさまざまな対策が検討されており、前回のような駆け込み需要やその反動という現象は回避されるのではないかと予想しています。

 ―昨年3月に開設された「くましんビジネスサポートプラザ」について教えてください。

 品川 起業を志す人や創業して間もない人たちの創業支援と経営相談の拠点として、本店隣に開設した施設で、4つ設けたインキュベーションオフィスのうち、現在3つが利用中です。また、セミナールームも併設しており、日本政策金融公庫と連携した創業セミナーをはじめ、「事業化マッチング・ラウンドテーブル」「クラウドファンディング」など、経営に役立つセミナーをすでに22回開催しています。「よろず支援拠点経営相談会」も毎月4回開催しており、大変好評を頂いています。

 ―女性の活躍支援や働き方改革にも取り組んでおられますね。

 品川 女性職員が窓口係の業務を通じて培ってきた、お客さまとのコミュニケーション能力などは積極的に評価し、女性が担当する職務範囲を拡大するとともに、管理職への登用も積極的に行っていきたいと考えています。また、時短についても前向きに取り組んでいるところです。

理事長 品川 良照氏

 ―「グッジョブ!やるキッズ!」も好評でした。

 品川 一昨年に続き、昨年秋にサンロード新市街で開催しましたが、500人を超える子どもたちが参加してくれました。子どもたちが地元のお仕事を体験することで、「地域に人財を残すこと」や「中心市街地を活性化すること」につながることを願ったイベントです。今後も続けていきたいですね。

 ―今年の抱負をお願いします。

 品川 金融業界は依然として厳しい状況が続いていますが、お客さまの役に立つ活動を続けることが私どもに求められる役割であると肝に銘じ、5年後の創立100周年に向けたさまざまな企画も交えながら、本年も精いっぱい努力するつもりです。いま熊本では、熊本城の見学ルートの再開や、桜町・JR熊本駅の再開発など、活気が戻る話題が増えています。そんな中で、地域の中小零細企業に寄り添いながら、熊本県の発展の一助を担いたいですね。

熊本信用金庫本店ビル

概要

所在地 〒860-0808 熊本市中央区手取本町2-1
【電話】096(326)2211
設立 大正12年8月
出資金 10億9,100万円
業務内容 信用金庫業務(協同組織金融機関)
役員 理事長/品川良照
専務理事/井芹亮介
常務理事/井星伸一
常勤理事/吉村敏幸、橋本雅彦、桑原昭彦
常勤監事/真子秀樹
非常勤理事/吉村浩平、益田敬二郎
非常勤監事/椿喜久雄
職員数 191人
支店 熊本市内および近郊16店舗
ホームページ http://www.kumamoto-shinkin.jp/

熊本日日新聞社

Copyright(c)2019 Kumamoto Nichinichi Shimbun. All rights reserved.

無断転載は禁じます。
「プレジデント倶楽部2019」に掲載の記事、写真等の著作権は
熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
一部の文字は本来の表記と異なる場合があります。
ブラウザによっては情報の一部が欠如、
あるいは正しく表示されない場合もあります。