熊本県民テレビ

信頼される放送局目指し番組強化を

 ―社長に就任され半年が経過しましたが、会社の印象をどう感じておられますか。

 塩野 社員は皆、明るくおおらかな遺伝子を受け継いでいると感じています。その良さが表れたのが、昨年10月12日放送の熊本限定スペシャル番組「くりぃむしちゅーのぎゃん!行って ぎゃん!行ってぎゃん!!」でした。熊本の復興応援というニュース性もあり、視聴率24.5%を記録しました。年間視聴率では、全日(午前6時~0時)・ゴールデン(午後7時~同10時)・プライム(午後7時~同11時)の三冠王を9年連続獲得できました。かつて当社が記録した8年連続が最長でしたので、昨年は“自己ベストの更新”ができました。

 ―インターネットの浸透など、テレビ業界は変革期にあるといわれます。

 塩野 テレビの役割は正確で信頼性の高い情報を伝えることで、災害時も頼りになる存在であることが生命線だと思っています。また、県内や全国各地の情報をどう伝えるか、熊本を全国にどう発信するかも大切です。1997年から21年にわたって放送した「テレビタミン」は、夕方のローカルワイド番組の先駆けとして長年親しまれましたが、時代に合わせ、昨年4月から「てれビタ」としてリニューアルし、引き続き好評を頂いています。こうした番組の制作で培った力を新しい番組企画に生かしてもらいたいと思っています。ただ今後は、ネット世代の若者も魅了する仕組みを設ける必要があると思います。そこで昨年は、番組と連動して楽しめ、ポイントがたまる楽しみもある「KKT公式アプリ」をネットに無料公開し、浸透を図っています。また、10月開催の恒例イベント「夢まちランド」は、テレビで生中継をした一方でネットを活用し、裏話的な話題を動画配信しました。今後もその他の新しい取り組みを展開したいと考えています。テレビの変革期を迎え、開局時に入社した社員が定年を迎える時期に当たる現在、これまで積み上げた力を、さらに発展させることができる新たな人材の発掘と育成を行いたいと考えています。

代表取締役社長 塩野 弥千夫氏

 ―今後の抱負をお聞かせください。

 塩野 今年は熊本でも試合が行われる、ラグビーワールドカップを日本テレビ系列で放送します。地元局として、いろいろな仕掛けで大会を盛り上げますので、お楽しみに。そして、今後も皆さまに親しまれ、信頼される地元放送局を目指し、制作に磨きをかけ、番組を強化していきたいと思っています。ご期待ください。

昨年4月からリニューアルした「てれビタ」

会社概要

所在地 〒862-8504 熊本市中央区大江2丁目1-10
【電話】096(363)6111
開局 昭和57年4月1日
資本金 20億円
役員 代表取締役会長/片岡朋章
代表取締役社長/塩野弥千夫
専務取締役/井上誠一郎
常務取締役/北原久史
取締役/福原浩志、橘 俊男
常勤監査役/戸井良之
従業員数 77人
事業内容 民間放送業
支社 東京、大阪、福岡
関連会社 ㈱KKTエンタープライズ、㈱KKTイノベート、㈱KKTビジネスアソシエイト
ホームページ http://www.kkt.jp/

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