アデル・カーズ株式会社

“大きな努力で小さな成果”蓄積を

 ―今年のニューモデルは期待できそうですか。

 池永 春にはプジョーのフラッグシップモデル「508」がフルモデルチェンジします。現在、予約を受け付けており、反応は上々です。また、ポルシェ初の電気自動車「タイカン」が来年発売されます。おそらく今年の秋ごろには予約の受け付けが始まるでしょう。かなり注目を集めると思われます。

 ―熊本の輸入車ディーラーとして、30年以上の実績を積み上げてこられました。

 池永 1987年の創業から、多くの輸入車メーカーとの新規ディーラー取引を通じて、九州各県に輸入車の裾野が広がるよう尽力してきました。最初の20年は経営基盤の確立と販路拡大に努め、それ以降は「事業の選択と集中」に取り組んできました。創業当初は10数社のブランドを取り扱っていましたが、経営資源を段階的に集中してきた結果、現在はポルシェ、プジョー、シトロエンの3ブランドに絞り込んでいます。

代表取締役社長 池永 成正氏

 ―ショールーム展開にも注力しておられます。

 池永 ここ数年、ブランド化の確立を目指しながら効率化も図ろうと、全ブランドのショールームと整備工場を徒歩圏内に集中させる「ドミナント戦略」を推進しています。2012年から新本社棟とポルシェワークショップをポルシェセンター熊本の隣接地に建設。14年にはプジョー熊本を移転リニューアルし、その隣接地にシトロエン熊本をオープン。その後、プジョー・シトロエンワークショップを移転リニューアルしました。15年にはポルシェ認定中古車ギャラリーのリニューアルを果たし、全施設で店舗拡張などを実現しています。

 ―これからはどのような会社を目指しますか。

 池永 社員には、日頃から「全ての判断は、損得ではなく善悪でする」ことを求めており、これは共有されてきたように思います。もう一つの願いは“大きな努力で小さな成果”を上げてほしいということです。本来は、小さな努力で大きな成果を得るのが経済の原則ですが、当社は大きな努力を払って小さな成果しか得られなくても、確実な一歩一歩を目指しています。簡単なこと、単純なこと、単調なことをおろそかにせず、正義感に満ちた(しん)()な姿勢でお客さまと仲間に向き合うよう、社員には期待します。このような地道な積み重ねで目指しているのは、大きな会社ではありません。アデルカーズが目指すのは、職場環境、福利厚生、財務体質、社風が良好で、人間学を学び、人として崇高な志を備えた社員がいる“強い会社”です。

ポルシェセンター熊本

会社概要

所在地 〒861-4101 熊本市南区近見6丁目22-70
【電話】096(312)8888
事業内容 ポルシェ、プジョー、シトロエンの販売・整備、損害保険代理業
設立 昭和62年6月
資本金 4,000万円(グループ計9,000万円)
役員 代表取締役社長/池永成正(ほか役員3人)
店舗 ポルシェセンター熊本、プジョー熊本、シトロエン熊本
関連会社 ㈱池永興産
ホームページ https://www.adelcars.co.jp/

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