アイ-ウッド株式会社

時流に合わせた住まいの提案と経営

 ―昨年はどんな年でしたか。

 中嶋 当社は創業以来、7500棟以上の実績がありますが、ただ単に数を追うのではなく、品質を高め、強健な住まいを提供しています。熊本地震後、熊本県の在来木造住宅は2倍近い大幅な着工数増加となりました。住宅業界全体の極端な建築資材の不足・高騰と人手不足により、お客さまにはご迷惑をお掛けいたしました。当社は震災以降、全社員・協力会社と一丸となって人材育成とシステムの再構築を図り、工期は震災前とほぼ同水準まで戻り、年間完工棟数250~300棟を引き渡しできる状況に回復しています。震災後に需要が増えた平屋のモデルハウスは、県庁通り展示場に「ドリーム平屋」、本社総合展示場に「HIRAYA」を展示しています。また本社総合展示場には今春、2棟のモデルハウスに加え、従来の大きく豪華すぎるモデルハウスから脱却し、実際の暮らしに合わせたサイズで価格も手の届きやすい“リアルサイズ”のモデルハウスをオープンさせます。本社ショールームでは「男前ヴィンテージ」「ナチュラルヴィンテージ」の2スタイルをご覧いただけます。当社はおかげさまで48周年。地元熊本に密着したパワービルダーとして、「不易流行(イノベーション)」の精神で、これまでの商品、仕組みなどに対して、まったく新しい技術やアイデアを取り入れて社会的意義のある時代に合った価値を創造することで、地元熊本の復興に貢献し、皆さまのお役に立てるよう努力します。

代表取締役社長 中嶋 宏佳氏

 ―住まいの性能についてはいかがですか。

 中嶋 「長期優良住宅仕様」はもちろんのこと、これから本格化していくZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)や、インターネットとさまざまな「モノ」を接続するIoT化に向けた住まいの提案をしていきます。地震の揺れを吸収、抑制する地震エネルギー制震システム「V-RECS(SG)」やHKS「MERシステム」に加え、従来工法と比べ約2倍の耐力と約1.6倍の粘りを持つ木質パネル「コーチパネル」を採用。強い住まいを追求し、選択肢の幅を広げました。また、地盤マップを活用し、スウェーデン式サウンディング試験機を用いて、厳密に地盤調査を行って、地盤に適した複数の工法で地盤補強を行います。これから、人口減による人材・需要の激減時代となり、消費者の()(こう)やニーズも大きく変わります。私たちは時流に積極的に対応するために、常に全社員でマインド(意識)を変え自己変革を遂げ、「人口が減っても成長し続けられる企業」になれるよう、さらなる進化を目指していきます。

県庁通り展示場「ドリーム平屋」(左上)、本社展示場(右上)、KAB住まいるパーク(左下)、県庁通り展示場「ドリーム2F」(右下)の各モデルハウス

会社概要

所在地 〒862-0916 熊本市東区佐土原1丁目3-15
【電話】096(368)8111
設立 昭和46年7月(創業48周年)
資本金 2億4,000万円
事業内容 注文住宅建築、RC住宅建築、マンション分譲、鉄骨建築、住宅・マンションリノベーション事業
役員 代表取締役会長/福永力三
代表取締役社長/中嶋宏佳
代表取締役副社長/福永貴文
常務取締役/中山竜治、土橋進也
執行役員/松岡慎司、木村友樹、廣永朋典、松山武郎、西本知弘、長 英樹、森山優一
住宅展示場 (合計7棟展示)本社展示場3棟、県庁通り展示場2棟、KAB住まいるパーク、TKU八代住宅展示場
関連会社 アイ-ウッドグループ5社
ホームページ http://www.ai-wood.net/

熊本日日新聞社

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