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熊本市の川尻町はお寺が多く、また刃物や和菓子、桶(おけ)、うなぎ料理、酒蔵、染物など多彩な店が並ぶ歴史と文化の町。
8月お盆の時期には、懐かしい盆提灯や精霊舟が店先を飾ります。
商店を営む村田敏征さん(62)のお宅では、昨年12月に90歳のお父さんを亡くされ、今年は初盆を迎える。このため家族は精霊舟を作ることにしました。
村田さんは四男一女の5人兄弟の長男で、暑い中、家族が次々と集まり、舟作りは順調に進んだ。
敏征さんは、「父や先祖の供養と、みんなが集まり力を合わせる場になれば…」と話された。
4日間の熱闘の末、完成した精霊舟は、この後、近くの加勢川に運ばれた。
毎年、8月15日のお盆の夜は、先祖の霊を送るために、近くの加勢川に架かる新町橋上流一帯で、供え物を乗せた精霊舟を流す伝統があり、訪れた約13,000人が静かに手を合わせていました。
<2002年8月12〜15日、撮影・編集 白石>
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