7月3日(日)、立田山で30年近く月例の自然観察会を続けている立田山自然探検隊主催の「初夏・水辺のザリガニ探検」が行われ、集合場所のお祭り広場に約60組・140人の親子連れが集まりました。
参加者は、自然観察指導員で同隊代表の藤井由幸さんから気を付けるべき動植物について説明を受けた後、ザリガニ釣りを行う湿生植物苑に移動。山で拾った枝にタコ糸でエサのスルメを付けて、いざ釣りスタート! |
▲一斉に池に釣り糸を垂らし、ザリガニ釣りに熱中する参加者 |
15分ほどすると、あちこちでザリガニを釣り上げた子どもたちの歓声が上がりました。ほかにも、コモリグモやタイコウチ、トノサマガエル、シオカラトンボ、サワガニなどが捕れ、熊本市立博物館学芸員の清水稔さんが、それぞれの生き物の名前の由来や習性などを説明。また、事前に「捕った生き物は、生態系に影響を与える可能性があるので持ち帰らずに、必ず元いた場所に返すこと」との注意があり、最後は生き物たちを湿地に返して楽しい“探検”を終えました。 |