九州新幹線が開業 新八代〜鹿児島中央を最速34分

 

   
 


 九 州新幹線が十三日午前、新八代〜鹿児島中央(一二七・六キロ)で開業した。一九七三(昭和四十八)年の整備計画決定から三十年余り。九一年の着工から約十三年かけて待望の開業を迎えた。新幹線「つばめ」は同区間を最速三十四分で結び、九州の南北をつなぐ高速交通体系を塗り替える。観光客増など南九州浮揚への期待も高まった。一方、並行在来線の肥薩おれんじ鉄道も同日午前、八代〜川内(一一六・九キロ)で開業した。

 九州新幹線「つばめ」は最高時速二百六十キロで走行。新八代〜鹿児島中央間の所要時間は、従来の特急と比べ一時間三十分短縮された。

 一日三十二往復で、停車駅は新水俣、出水、川内の三駅。熊本や博多からは在来線特急「リレーつばめ」が新八代駅で接続し、同一ホームで乗り換える。熊本〜鹿児島中央は約一時間、博多〜鹿児島中央は二時間十分台でつながった。

 博多までの全線開業は二〇一三年ごろとされているが、与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチームは二年程度、前倒しする方向で検討している。

 十三日朝、九州新幹線の各駅では開業を祝う記念イベントを開催。熊本県側の起点となる新八代駅の開業式には、田中浩二JR九州会長や潮谷義子知事らが出席。一日駅長を務めた歌手の八代亜紀さん=八代市出身=の出発合図で、午前六時四十分発の一番列車「つばめ101号」が鹿児島に向かった。
 

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