社員の技術向上で新工場に魂を |
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古庄 昨年6月の決算は、上半期が旧工場、下半期が新工場での実績でした。旧工場は老朽化して生産力が落ちていましたし、大規模な引っ越しのため稼働ができない期間があったため、予想以上に上半期の売り上げは落ちました。厳しい時節での投資でしたが、新工場の設備をフル稼働し、売り上げを下半期でカバーしました。また、幸い旧工場の売却がスムーズに進み、黒字決算で終わることができました。工場移転は特種(トクダネ)車両の製作・販売に力を入れるための決断でした。おかげさまで、従来の福祉車両や検診車両に加え第三の柱ができ、狙い通りの仕事ができてきています。 ―順調ですね。 古庄 業界も不景気に違いありません。当社も、一品ものを作っている自負や誇りがあっても、今までのようにはいかないと思います。日本も米国も、政治も経済も、厳しい時代を迎えていますが、自分たちの存在感で切り抜けていかなければなりません。それに必要なのは技術です。社員の技術、質の向上なくして、整えた設備機器に魂を入れることはできません。新人、中堅ともに教育にもっと力を入れたいと考えています。また、こんな時代だからこそ、地元で自分を評価してくれる企業を探している優秀な人材がいると思います。新規採用も積極的に行い、研修を充実させ、人的投資に力を入れることで、全体のレベルを上げていきたいですね。 ―昨年は、福祉施設を招いての親睦運動会を自社グラウンドで開催されたと聞きました。 古庄 これまで熊本市の公園を借りて、20年ほど続けてきましたが、一昨年は移転の時期と重なりできませんでした。昨年10月に、初めて自社グラウンドでの開催ができ、たいへん感激しました。阿蘇外輪山を背景にした素晴らしい自然環境の中、招待した福祉施設の皆さんや地域の子ども会、また工場見学に来た地域の小学生も遊びに来て、社員やその子どもや孫たちと触れ合えた、楽しい一日でした。何しろ移転後初の開催でしたので、まずは地域の皆さんに、私たちのことを知ってもらいたいという思いでした。これからも、地域と深くかかわる会社であり続けたいと思っています。
古庄 さらなる飛躍の年にしたいと思います。まずは新工場を軌道に乗せ、地域に密着しながら、さらに全国展開を進めていきたいですね。 |
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