「ものづくりの企業」へ さらに加速 |
||||||||||||||||||
工藤 熊本に半導体関連の企業が進出して四十年ほどになります。それ以降、多くの企業が熊本に集積し、ビジネスチャンスが増えているのは確かです。さらに、今年は新工業団地「くまもと臨空テクノパーク」ができるので、半導体関連の企業進出が活発化することを期待しています。当社はものづくりのパートナー企業です。お客さまの企業と同じレベルまでものづくりのスキルを上げないとパートナーとはいえません。お客さま、ひいては社会に役に立つためには、ものづくりをはじめとする人材教育が一番大切だと考えています。 ―人材教育や企業としての社会的な取り組みについて具体的に教えてください。 工藤 当社には多様なニーズに対応するクリーンルーム(自社工場)があります。実際に半導体関連製品を製造する中で、ものづくりの最新技術を身に付けています。また、教育施設「i―tec(インフォメーションテクノロジーセンター)」では、半導体製造装置やソフトウエアなどの専門的な教育を行っています。また、コンプライアンス(法令遵守)を徹底している同業社で組織するJMOA(日本製造アウトソーシング協会)の会員も四十社ほどになりました。ISO9001(品質管理)やISO14001(環境管理)の国際規格のほか、情報の安全な取り扱いを管理するプライバシーマークを取得しています。 ―一昨年に大分県九重町にオープンされた温泉旅館「界ASO」も好調のようですね。 工藤 温泉旅館「界ASO」は、別会社の(株)オーバルが管理・運営しています。静かな山峡にあり、隠れ家的な雰囲気が魅力です。露天風呂からの景観も最高で、お客さまの評判もいいです。ここを起点に、将来はサービス産業に進出するつもりです。これまで製造業が中心でしたが、サービス業をもう一つの柱にしたいと思っています。製造業とサービス業の双発エンジンを持つことは企業として大きな力になるでしょう。
工藤 「疾風に勁(けい)草を知る」が私の座右の銘です。困難に遭遇したとき、その人の本当の強さや値打ちが分かるように、企業も冷え込んだ時こそ、強くならなければなりません。グループ企業が一体となって、強い風に負けないように立ち向かっていきたいと考えています。今年は、リサイクル&エコロジーの新事業に本格的に取り組む計画もあります。創業から二十一年、派遣業を中心にいろんなことにチャレンジし続けることで成長してきました。今年は「ものづくりの企業」へ、さらに加速したいと考えています。 |
||||||||||||||||||
|
Copyright(c)2008 Kumamoto Nichinichi Shimbun. All rights reserved. |