次のステップを目指して前進 |
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勢田 おかげさまで、今期も百十五億円ほどを見込んでおります。上半期で九十九億円に達しましたから、増収増益になりそうです。「三年連続百億円突破」が当面の目標でしたので、なんとかこれをクリアしそうです。いま、建築の現場も五十カ所ほど同時に抱えており、会社の規模も従来の八十人体制では無理かもしれません。次のステップをどうするか、今年は将来ビジョンを考え直すときになりそうです。 ―好調の要因は何ですか。 勢田 営業力、企画力、設計力が三位一体となっていることでしょう。私のところは、営業マンのほとんどが建築士ですから、お客さまの希望に沿った企画や設計を、多彩に柔軟に提案できます。そこが他社とは違うところかもしれません。賃貸マンションの建築が多いのですが、一度ご利用いただいたお客さまからの二棟目、三棟目の注文が多いんですよ。ありがたいことです。 ―福岡地区にも営業の力点をおいておられるようですが、どんな展開になりますか。 勢田 はい、今年四月に福岡市百道の総合住宅展示場に出展します。大手メーカーから九州の地場企業まで三十社が参加しての九州最大の展示場で、集客力は抜群のところです。当社の「優渾」も、高品質志向のお客さまに必ずヒットするものと期待しています。初年度は十億円ほどで、三年後くらいには三十億円まで持っていきたいと考えています。 ―熊本の住宅事情をどう見ておられますか。また、今年の営業戦略は。 勢田 賃貸マンションは供給過剰ではないかと思います。そんな中でも、良質のマンションには必ず入居があります。当社が設計・施工したマンションは全部満室です。賃貸の住み替え需要も活発です。今年は建築資材の高騰や建築確認手続きの停滞、アメリカのサブプライムローン問題などもあってファンド絡みの大型物件も減少し、建築業界は相当厳しい年になると思います。今後は地主さんたちを対象にした地道な営業を強化しようと考えてます。本当の営業が試されることになるでしょう。
勢田 力を注いでいます。社内での教育はもちろんですが、営業や現場員は、お客さまに育てられている部分もあります。建築業の要諦(てい)は「受注の力」と「安くて良い物の提供」に尽きると思っています。そこで営業力をどう磨いていくか、また建築資材高騰の中で、どうコストダウンを図るか、全社挙げての取り組みが必要になってきます。 |
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