熊本第一信用金庫

「地域と共に豊かな未来」合言葉に
理事長
粟津 勝蔵
 ―最近の景況感はいかがですか。
 粟津 地方の中小企業は相変わらず厳しい状況が続いていますね。国の感覚とはだいぶ開きがあるようです。

 ―「地域に根ざす」がモットーの第一信金の地域貢献の成果がじわじわと確実に現れてきていますね。
 粟津 私どもの使命は、熊本という地域の中で、お客さまのお役に立つ存在として機能することです。実はサッカーのロッソ(ロアッソ)熊本が来季からJ2入りが決まり、ロッソ熊本の誕生以来、オフィシャルクラブスポンサーとなって応援してきた金庫として大変喜んでいます。昨年五月から発売した新商品「ロッソ応援積金」の果実を活動資金として寄付する予定です。

 ―金庫が産業経済発展をめざして力を入れておられるコラボ産学官活動が注目を集めています。
 粟津 これは県内四つの信用金庫が一体となって中小企業の技術開発・サポートを行う目的で、熊本大学、県立大学、学園大学、崇城大学、九州東海大学、八代高専と県内企業二百二十九社が参加、お互いの研究成果とニーズを結びつけながら地域の発展に貢献しようという狙いです。研究発表や交流を活発に行って成果を上げ、喜ばれています。企業の皆さまにとっては、研究機関との接点が生まれるという点で大変好評です。

 ―熊本城築城四百年事業の中では、特に本丸御殿が今春完成しますが、田崎新支店のお城イメージが好評ですね。
 粟津 田崎支店は昨年九月オープンしましたが、築城四百年にあやかってお城の石垣をイメージする外壁と瓦を採用したことで、斬新な店舗が出来ました。庭木は四季を通して花を咲かせる木を選んでいます。雨水浸透舗装を採用して、環境保全を狙っているのも特徴です。九州新幹線開業後の西の玄関を飾ります。環境面では金庫としてTSO14001認証取得を新春三月には達成できるものと期待しています。

 ―進学サポートローン「未来」は金庫のヒット商品として広く定着してきました。
 粟津 おかげさまで、ご利用が増えてきました。進学時にお子様の学資として借りていただき、返済は卒業してから、という点が魅力だと思います。金庫としましても単なる融資というより、将来にわたる熊本の人材育成にお役に立ちたいと願っています。また、無担保、第三者保証不要の「県CLO融資」も活発です。

熊本第一信用金庫本店ビル界隈
 ―新しい年の抱負をお聞かせください。
 粟津 金庫の合言葉「地域とともに豊かな未来」を高く掲げながら、役員・職員一丸となって努力します。精神は「一営業マン一店舗」です。金庫の持つ特色を生かして地域発展に貢献したいと願っています。

 所在地 〒860‐8681 熊本市花畑町10‐29
[電話]096(355)6111
 設  昭和25年8月1日
 出資金 22億8,600万円
 預金量 2,379億円
 取引先数 15万人
 役職員 295人
 店舗数 28店舗
 役  代表理事会長/森本 孝
代表理事理事長/粟津勝蔵
常務理事/悦 正治、豊住賢一
常勤理事/北嶌 晶、渡邉祐一、緒方博史、鴻池卓児   
常勤監事/川添紘一
非常勤理事/菊田廣文、藤井宏樹、窪寺雄敏
非常勤監事/松江弘之、緒方義則
 関連会社 (株)いっしんサービス
 ホームページ http://www.daiichishinkin.co.jp

2008年元旦付熊本日日新聞掲載
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