株式会社明和不動産


不動産のバリューチェーンめざす
代表取締役社長
川口 雄一郎
 ―本社の新築・移転おめでとうございます。
 川口 「ラ・シック辛島」の一―三階部分に本社と関連四社が入居し、それまで分散していた業務を一本化しました。七月と八月の二回に分けて引っ越しました。設備配置がすべて変わるため大変でしたが、やっと落ち着いたところです。本社入り口には、地下水を利用した空調システム「ハイブリッドサーモシステム」を採用し、環境への負荷を抑える取り組みも実験的に行っています。

 ―また新たにマンションを建設中で、“辛島町プロジェクト”も着々と進んでいるようですね。
 川口 「タイムズスクエア辛島公園」「ラ・シック辛島」に続き、「ビヴォ辛島」で三棟目になります。「ビヴォ辛島」は、賃貸三百戸という大型マンションですが、大阪の会社に売却が決まりました。もちろん管理は当社で行います。私は、賃貸マンションに関しては、公共の財産に近いものを造っていると自負しています。「ビヴォ辛島」は、入居するテナントも、喫茶店やエステショップなど、女性を意識したものを厳選しています。辛島町は熊本城が近く、文化的遺産もあり、繁華街にも近い。市電で健軍やJR熊本駅まで二十分圏内と交通アクセスも便利です。これからもっと住みやすい街にしたいですね。

 ―新しい物件検索のネットワークを構築中だとか。
 川口 昨年はアパマンショップのネット検索順位が全国でトップになりました。今年はさらにバージョンアップして、北海道から沖縄まで全国のアパマンショップ約九百店舗をインターネットでつなぐ「AOS(アパマンショップオペレーションシステム)」が完成予定です。もちろん業界初の試みです。検索物件は常時二十万―五十万戸あり、全国どこのアパマンショップに行っても、すべての物件が探せるようになります。コンビニが生活雑貨のバリューチェーン(価値連鎖)なら、われわれは不動産のバリューチェーンを目指したいと考えています。また八月までには「オーナーズウェブ」を構築し、収支明細書からお客さまの案内件数、家賃の査定根拠、クレーム件数など、オーナーが知りたい情報をすべて公開したいと考えています。

「ラ・シック辛島」
 ―今年は大きな変革の年となりそうですね。
 川口 四年前に、関連会社の「日本管理センター」を立ち上げましたが、現在、全国の管理会社の有志が提携し、国内屈指の管理ネットワークを構築しようと模索中です。これによって業界の標準化が進み、投資家や消費者の保護につながると確信しています。今年は当社にとっても、不動産業界にとっても、家主・投資家にとっても“変革元年”になるでしょう。地域に還元できる仕掛けを考えながら、気後れすることなく挑戦していきたいと思っています。

 所在地 〒860‐0804 熊本市辛島町4‐35
[電話]096(322)5555
 設  昭和61年4月1日
 事業内容 不動産賃貸管理、売買仲介業
 資本金 7,160万円
 役  6人
 従業員数 135人
 支  子飼、大江、下通、平成、県庁東、藤崎、光の森
 関連会社 (株)アパマンショップホールディングス、日本管理センター(株)、(株)明和アシュランス、(株)明和ファンド、(株)明和プランニング、(株)明和エステートリース、(株)管理センター
 ホームページ http://www.meiwa-f.com/

2007年元旦付熊本日日新聞掲載
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